MNOシリーズ ストームコントロール設定手順

はじめに

この設定例では、MNOシリーズスイッチのストームコントロールの設定について説明します。

対象機種

概要

MNOシリーズスイッチにてストームコントロールを設定し、ブロードキャストやマルチキャストのストームで発生したフレームを抑制し、上位L3スイッチングハブへ転送されるフレーム数を制限する。

構成例

設定の大まかな流れ

(1)Switch-M24PWRの設定を行う。
 1)1番ポートにストームを抑制させるフレーム数を設定する。
 2)1番ポートでブロードキャストのストームコントロールを有効にする。
 3)1番ポートでマルチキャストのストームコントロールを有効にする。
 4)1番ポートでDLF(宛先不明フレーム)のストームコントロールを有効にする。

手順1.

PCとスイッチングハブをツイストペアケーブルとコンソールケーブルで接続し、ハイパーターミナルにて設定画面を表示します。
(コンソールポートでの設定画面の表示方法については、設定例『スイッチングハブのコンソールポートへの接続方法』を参照)

手順2.

ログイン画面にて、LoginとPassword(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。(図1参照)

手順3.

Main Menuにて、[A]dvanced Switch Configurationを選択します。(図2参照)

手順4.

Advanced Switch Configuration Menuにて、St[o]rm Control Configurationを選択します。(図3参照)

手順5.

Storm Control Configuration Menuにて、Set [T]hreshold Valueを選択し、1番ポートを入力します。(図4参照)

手順6.

閾値を入力します。(例:100)
※Threshold値の設定には実際に使用するネットワークのブロードキャスト、マルチキャストなど、トラフィック量を考慮して設定してください。

手順7.

Storm Control Configuration Menuにて、Set [B]roadcast Statusを選択し、1番ポートを有効にします。

手順8.

Storm Control Configuration Menuにて、Set [M]ulticast Statusを選択し、1番ポートを有効にします。

手順9.

Storm Control Configuration Menuにて、Set [D]LF Statusを選択し、1番ポートを有効にします。

手順10.

全ての設定実施後、以下のような状態になっていることを確認します。

手順11.

設定完了後、Main Menuに戻り、Save Configuration to [F]lashから設定を保存します。

 

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