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SDGsの取り組み
SDGsへの取り組み
SDGsは、“Sustainable Development Goals”の略で、
2015年9月の国連サミットで採択された、持続可能でより良い世界を目指す国際社会共通の目標です。
当社はSDGsを重要な経営課題と捉え、機器メーカーとして、またネットワークを構築する会社として、
持続可能な社会づくりに貢献できる領域を明確にし、真摯に取り組んでまいります。
社長メッセージ
当社経営理念の実践を通じて、
持続可能な社会づくりに貢献します。
当社はパナソニックのグループ会社として、経営理念を基本として事業活動をおこなっております。グループを挙げて取り組んでいるサステナビリティ経営、そこには「企業は社会の公器である」の考え方があります。我々は、ネットワークの事業領域で、メーカであり、システムインテグレーターとしてSDGsの実現に貢献してまいります。
私は、地球環境問題をはじめ、さまざまな社会問題に正面から向きあって取り組んでまいります。SDGsについては、当社の経営理念にもつながり、かつ当社が貢献するべき4つのマテリアリティ(重要課題)を特定致しました。これは当社にとっての重要度だけではなく、SDGsや当社のステークホルダーが求める内容を基準にしております。
当社のパーパスである「ネットワークと現場対応力でお客様と未来を育む。」を胸に、持続可能な社会づくりの一端を担うべく、事業活動に邁進してまいります。引き続き、パナソニックEWネットワークスへのご支援頂きますよう、宜しくお願い致します。
パナソニックEWネットワークス株式会社
代表取締役社長 元家 淳志
当社経営理念とSDGsの関係
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Mission
世界中で、お客様それぞれに最適な安全で生産性の高い “Workplace”を提供する。
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Vision
事業を通し、働く人々が“生活の質の向上“の為に自分の時間を使うことが可能な社会を実現する。
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Value
全員が人生を楽しみ、仕事を楽しみ、そして輝きを放つ
4つのマテリアリティ(重要課題)
- 1再利用を推進し、環境負荷を低減する製品をつくる
- 2人と社会をつなぎ、みんなに快適な環境をつくる
- 3新たな技術と発想で、ビジネスの利便性を提供する
- 4笑顔と健康を技術が見守る社会をつくる
- 貢献
重要課題
視点1ものづくり
再利用を推進し、環境負荷を低減する製品をつくる
重要課題への取組み | アクションプラン | 2030年目標(KPI) |
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持続可能な製品の提供 <CO2削減に向けたエコ商品の展開> |
環境に配慮した部材を取り入れた製品開発及び開発のデジタル化推進によるエコな開発環境を整備 | 製品(スイッチングハブ等)の部材変更、開発のデジタル化及びペーパーレス化によるCO2削減 (FY21比10%削減) |
DXによる顧客体験の創造 <販促物のデジタル化・印刷物の廃棄削減> |
印刷部数最適化、デジタルマーケティングを活用しデジタル版販促物閲覧強化 | FY21比 廃棄率3%改善 |
新たな技術を取り入れたサプライチェーンの仕組み改善でビジネスの利便性を提供する <生産~検査~配送の進捗状況の 見える化/実現手段の改善> |
生産FC~自社商品の製造工場から検査完了までのステータスが確認できる仕組みづくり | お客様の機会損失をなくす
・納期遵守率改善・欠品率低減 ・ロスの削減、廃棄ロス、不良品ロス |
お客様の受取手段の拡大
-ドローン配送等環境配慮型運送方法へ変更 いつでもどこでも受け取れる配送業者を選定 |
・環境配慮型トラック利用率:70% ・全顧客への運用率100% |
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最新の映像/入退Sol導入における
廃棄物削減、省エネルギー推進 |
長寿命製品の置き換え推進による、廃棄物の排出量削減(リチウムイオンバッテリー搭載UPS) | 長寿命製品提案比率
2022年比40%向上 |
AI画像解析(人数・混雑情報)活用によるビル設備(空調・照明)連携を実現し、省エネルギー達成に貢献 | 2030年、10ビル/年導入による 省エネルギー化推進 |
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省設計及び省施工による産業廃棄物の削減 | 設計時のケーブル余長の見直しと、現場作業での省施工による産業廃棄物の削減 | 産廃量 2022年比30%削減 |
視点2付加価値提供
人と社会をつなぎ、みんなに快適な環境をつくる
重要課題への取組み | アクションプラン | 2030年目標(KPI) |
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お客様に最適な新付加価値提供により新しい働き方を実現する技術戦略 | お客様ごとに働きやすい最適なワークプレイスを実現するソリューション提供 | ネットワーク技術を発展させ、新たな発想でより快適なデジタルワークプレイス(クラウド/AI)を実現 ・効率化:(FY21比 50%削減) ・運用費:(FY21比 30%削減) |
社員が元気に活躍できるインフラ基盤を提供 | 働きやすいITインフラを実現し、笑顔があふれる働き方(新付加価値)を提供(1件/年) | |
『働く場所を選ばないワークプレイス空間』の提供 | 屋内位置情報の精度向上による、円滑なリモートコミュニケーション環境の提供 | 測位誤差1m以内の実現 |
働く場所を自由に選択できる環境の提供 | オフィス空間の省エネ21年比10%削減 | |
映像・入退ソリューション事業における 省エネルギーの実現、CO2削減、廃棄削減 | クラウド構成型システム提案による省エネルギー化推進 | クラウド構成型システム提案・導入により、2022年比25%向上 |
ハードウェアレンタル型サービスの提案推進による廃棄物の排出量削減 | レンタル型サービス案件提案・導入により、2022年比10%向上 | |
ソリューション事業による地球環境、働く環境の改善 | ITインフラの提供による省エネ促進 | Sol導入1件/年を実現 |
健康的なオフィス環境の促進に向けたソリューションの提供 | 新規Sol導入1件/年を実現 |
視点3アフターフォロー
新たな技術と発想で、ビジネスの利便性を提供する
重要課題への取組み | アクションプラン | 2030年目標(KPI) |
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DXによる顧客体験の創造 <デジタル化による顧客接点強化> |
オンラインでの問合せ解決率向上 | オンラインチャットを活用 FY21比問合せ回答満足度20Pt向上 |
DXを活用したオンラインでの購買機能の立ち上げを検討 | 2024年度以降に、限定顧客・商材のオンライン受発注の実現 | |
最新のソリューション導入による環境負荷軽減、及び設備の利便性向上 |
設備統合ネットワーク導入推進による環境負荷軽減 | FY30:22年比+5件導入推進 |
オンプレからCloudへ提案促進による利便性向上 -Cloud製品構築強化 |
FY30:22年比5倍実現 | |
リニューアル、リプレイス推進による 持続可能なインフラの構築 |
定期リプレイス推進によるインフラ設備の革新 | リプレイス提案100%継続 |
視点4社員の幸せ
笑顔と健康を技術が見守る社会をつくる
重要課題への取組み | アクションプラン | 2030年目標(KPI) |
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DXによる顧客体験の創造 <デジタル化を活用した顧客獲得手法の改善> |
Webマーケティング強化による集客数最大化、デジタルマーケティング精度向上によるリード獲得(顧客情報登録数)向上 | FY30 集客数(FY21比200%) リード獲得(FY21比170%) |
新たな技術を取り入れたサプライチェーンの仕組み改善でビジネスの利便性を提供する <提案~受注の進捗状況見える化> |
提案・受注状況をシステム上で確認できる仕組みづくり(工事・物販)
-件名の進捗状況が確認できる仕組みづくり |
受注~納品までのEDI連携実装100% |
最適なビジネス環境を提供する | 提案活動効率化のための資料整備-図面化、仕様の蓄積・共有化 |
100%実施による効率化推進 |
Value Engineeringによる原価低減と産業廃棄物削減 | 人員配置の見直しを含めた工程調整や事前キッティング・現地試験調整の業務効率化による工数削減 | VE 2030年まで毎年10%削減 |