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リングプロトコル設定手順(ZEQUOシリーズ)
はじめに
この設定例では、ZEQUOシリーズスイッチのリングプロトコルの設定ついて説明します。
対象機種
対象機種 |
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概要
ZEQUOシリーズスイッチにリングプロトコルの設定を実施し、スイッチングハブをリング状に接続して経路の冗長化を行う。
構成例
設定の大まかな流れ
(1)ZEQUO 6400-1〜4の設定を行う。
1)リングプロトコルの各パラメータ設定を行う。
4台共通 : ドメイン名 RING、プライマリポート 23番ポート、セカンダリポート 24番ポート、
制御用VLAN ID 10、データ用VLAN ID 1
ZEQUO 6400-1のみ : ノードの役割 Master ※システムの中にMasterは1台必要です。
ZEQUO 6400-2〜4 : ノードの役割 Transit
(2)ZEQUO 6400と端末を構成図の通り接続する。
※ZEQUOシリーズスイッチがMasterのとき、Masterのプライマリポートは対向(Transit)のプライマリポートに接続します。
Masterのセカンダリポートは対向(Transit)のセカンダリポートに接続します。
Transit間は、プライマリポートとセカンダリポートを対で接続します。
(3)PC間の通信が可能なことを確認後、ZEQUO 6400間のツイストペアケーブルを抜いても通信が継続することを確認する。
設定手順
手順1.
PCとスイッチングハブをコンソールケーブルで接続し、ZEQUO assist Plusなどのターミルエミュレータにて設定画面を表示します。
手順2.
ログイン画面にて、UserNameとPassWord(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。(図1参照)
手順3.
-ドメイン名 RING
-プライマリポート 23番ポート
-セカンダリポート 24番ポート
-制御用VLAN ID 10
-データ用VLAN ID 1
-ノードの役割 Master
Z6400:admin#の後に以下のようにコマンドを入力します。
Z6400:admin# create rrp domain RING type master control_vlan_id 10 data_vlan_id 1 primary_port 23 secondary_port 24
コマンドが正しく入力されると以下のように表示されます。
Command: create rrp domain RING type master control_vlan_id 10 data_vlan_id 1 primary_port 23 secondary_port 24
Success.
手順4.
Z6400:admin#enable rrp
Command: enable rrp
Success.
手順5.
Z6400:admin# create rrp domain RING type transit control_vlan_id 10 data_vlan_id 1 primary_port 23 secondary_port 24
Command: create rrp domain RING type transit control_vlan_id 10 data_vlan_id 1 primary_port 23 secondary_port 24
Success.
Z6400:admin# enable rrp
Command: enable rrp
Success
手順6.
Z6400:admin#save
Command: save
Saving all configurations to NV-RAM.......... Done.
手順7.
PC間の通信が可能なことを確認後、ZEQUO 6400間のツイストペアケーブルを抜いても通信が継続することを確認します。
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