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ZEQUOシリーズポートモニタリング設定手順
はじめに
この設定例では、ZEQUOシリーズスイッチのポートモニタリングの設定について説明します。
対象機種
対象機種 |
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概要
ZEQUOシリーズスイッチにポートモニタリングの設定を実施し、上位のスイッチングハブと接続されているポートの送受信パケットを別のポートにミラーリング(コピー)して、パケットの内容をモニターする。
構成例
設定の大まかな流れ
(1)ZEQUO 6400の設定を行う。
1)ポートモニタリングのグループ(グループID=1)を作成する。
2)作成したグループに対して、ミラーリング先のポート(1番ポート)、ミラーリング元のポート
(24番ポート)を設定し、ミラーリング方向を送受信とする設定を実施する。
3)ポートモニタリング設定を有効にする。
(2)ZEQUO 6400と端末を構成図の通り接続する。
(3)ZEQUO 6400の24番ポートで送受信しているパケットがモニター用PCにミラーリングされることを確認する。
設定手順
手順1.
PCとスイッチングハブをツイストペアケーブルとコンソールケーブルで接続し、ハイパーターミナルにて設定画面を表示します。
(コンソールポートでの設定画面の表示方法については、設定例『スイッチングハブのコンソールポートへの接続方法』を参照)
手順2.
ログイン画面にて、UserNameとPassWord(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。(図1参照)
手順3.
ZEQUO 6400にポートモニタリングのグループを作成します。この例ではグループIDは”1”とします。(グループIDは1〜4まで作成可能)
Z6400:admin#の後に以下のようにコマンドを入力します。
Z6400:admin#create mirror group_id 1
コマンドが正しく入力されると以下のように表示されます。
Command: create mirror group_id 1
Success.
手順4.
作成したグループID 1に対して、ポートやミラーリングの方向(送信のみ/受信のみ/送受信)を設定します。
この例ではミラーリング先のポートを1番ポート、ミラーリング元のポートを24番ポート、ミラーリングの方向を送受信とします。
(ミラーリング元のポートには複数ポート指定が可能です)
Z6400:admin#config mirror group_id 1 target_port 1 add source ports 24 both state enable
Command: config mirror group_id 1 target_port 1 add source ports 24 both state enable
Success.
手順5.
ZEQUO 6400のポートモニタリングを有効にします。
Z6400:admin#enable mirror
Command: enable mirror
Success.
手順6.
全ての設定が完了したら、設定を保存します。
Z6400:admin#save
Command:save
Saving all configurations to NV-RAM.......... Done.
手順7.
ポートモニタリング設定を確認し、下記の通り表示されることを確認します。
Z6400:admin#show mirror
Command: show mirror
手順8.
構成図をもとにZEQUO 6400、上位スイッチングハブ、モニター用PCを接続し、ZEQUO 6400の24番ポートが送受信しているパケットがモニター用PCにモニタリングされることを確認します。
※送信(TX)方向のミラーパケットはタグ無しパケットであっても必ずVLANタグが付与されます。
送信(TX)方向のパケットをモニタリングする場合はモニタ用PCには、VLANタグ付のパケットを受信可能なものをご用意ください。
なお、ZEQUO 6400自身から送信されるPingやARPなどの管理パケットには送信(TX)方向であってもVLANタグは付与されません。
この設定例についてのアンケート
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