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TFTPによるファームウェアバージョンアップ手順(ZEQUOシリーズ)
はじめに
この設定例では、ZEQUOシリーズスイッチのTFTPによるファームウェアバージョンアップの手順について説明します。
対象機種
対象機種 |
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概要
ZEQUOシリーズスイッチのファームウェアバージョンアップをおこないます。
TFTPサーバからファームウェアイメージをダウンロードして適用します。
構成例
設定の大まかな流れ
(1)ZEQUO 6400にIPアドレスの設定を行う。
(2)TFTPサーバからZEQUO 6400にファームウェアイメージをダウンロードする。
(3)ZEQUO 6400を再起動してファームウェアを適用する。
設定手順
手順1.
PCとスイッチングハブをコンソールケーブルとツイストペアケーブルで接続し、ZEQUO assistなどのターミナルエミュレータにて設定画面を表示します。
手順2.
ログイン画面にて、UserNameとPassWord(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。(図1参照)
手順3.
ZEQUO 6400のIPアドレスを設定します。VLAN1のIPインターフェースはSystem(デフォルト)です。
Z6400:admin#の後に以下のようにコマンドを入力します。
Z6400:admin#config ipif System ipaddress 192.168.1.254/24 vlan default
コマンドが正しく入力されると以下のように表示されます。
Command: config ipif System ipaddress 192.168.1.254/24 vlan default
Success.
手順4.
TFTPサーバからZEQUO 6400にファームウェアイメージをダウンロードします。
(TFTPサーバのIPアドレス:192.168.1.1 ファームウェアイメージ名:pn36240e_vXXXXX.romの場合)
ダウンロードが成功すると以下のようにSuccessのメッセージが出力されます。
Z6400:admin#download firmware_fromTFTP 192.168.1.1 src_file pn36240e_vXXXXX.rom
Command: download firmware_fromTFTP 192.168.1.1 src_file pn36240e_vXXXXX.rom
Connecting to server................... Done.
Download firmware...................... Done. Do not power off!
Please wait, programming flash......... Done.
Success.
手順5.
ZEQUO 6400を再起動します。確認メッセージで"y"を入力すると再起動がかかります。
Z6400:admin#reboot
Command: reboot
Success.
手順6.
再起動後、ログイン画面に戻りますので、ファームウェアバージョンが変更されていることを確認してください。
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