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ZEQUOシリーズトラフィックセグメンテーション設定手順
はじめに
この設定例では、ZEQUOシリーズスイッチのトラフィックセグメンテーションの設定について説明します。
トラフィックセグメンテーションはMNOシリーズのポートグルーピングに相当する機能です。
対象機種
対象機種 |
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概要
ZEQUOシリーズスイッチにてトラフィックセグメンテーションを設定する。
トラフィックセグメンテーションを設定し、通信可能なポートを制限する。
構成例
設定の大まかな流れ
(1)Port1-8で受信したデータはPort1-8,17-24へ転送可能に設定する。
(2)Port9-16で受信したデータはPort9-24へ転送可能に設定する。
(3)Port17-24で受信したデータは全てのポートへ転送可能に設定する。
設定手順
手順1.
PCとスイッチングハブをツイストペアケーブルとコンソールケーブルで接続し、ハイパーターミナルにて設定画面を表示します。
(コンソールポートでの設定画面の表示方法については、設定例『スイッチングハブのコンソールポートへの接続方法』を参照)
手順2.
ログイン画面にて、UserNameとPassWord(初期状態はどちらもmanager)を入力して設定画面にログインします。(図1参照)
手順3.
ZEQUO 6400のポート1〜8にトラフィックセグメンテーションを設定します。
Z6400:admin#の後に以下のようにコマンドを入力します。
Z6400:admin#config traffic_segmentation 1-8 forward_list 1-8,17-24
コマンドが正しく入力されると以下のように表示されます。
Command: config traffic_segmentation 1-8 forward_list 1-8,17-24
Success.
続いてポート9〜16、ポート17〜24にトラフィックセグメンテーションを設定します。
Z6400:admin#config traffic_segmentation 9-16 forward_list 9-24
Command:config traffic_segmentation 9-16 forward_list 9-24
Success.
Z6400:admin#config traffic_segmentation 17-24 forward_list all
Command:config traffic_segmentation 17-24 forward_list all
Success.
手順4.
ZEQUO 6400に設定したトラフィックセグメンテーションを確認します。
Z6400:admin#show traffic_segmentation
Command: show traffic_segmentation
Traffic Segmentation Table
Port Forward Portlist
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1 1-8,17-24
2 1-8,17-24
3 1-8,17-24
4 1-8,17-24
5 1-8,17-24
6 1-8,17-24
7 1-8,17-24
8 1-8,17-24
9 9-24
10 9-24
11 9-24
12 9-24
13 9-24
14 9-24
15 9-24
16 9-24
17 1-28
18 1-28
19 1-28
20 1-28
21 1-28
22 1-28
23 1-28
24 1-28
25 1-28
26 1-28
27 1-28
28 1-28t
手順5.
全ての設定が完了したら、設定を保存します。
Z6400:admin#save
Command:save
Saving all configurations to NV-RAM.......... Done.
手順6.
グループ間の通信が正しく制御されているか確認してください。
この設定例についてのアンケート
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