2026.3.13

環境課題にITの力で向き合う。それが、仕事人生を貫く大きなテーマ

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コーポレートソリューション本部 人事・業務改革DXソリューション事業部 業務改革ソリューション部 部長 宮野 和子

経理系システムを担うパナソニック フィナンシャル&HRプロパートナーズを経て、2017年よりパナソニック インフォメーションシステムズへ。経理財務系システム、RPA(Robotic Process Automation)、自動化ツール、サステナビリティ情報基盤など、さまざまなコーポレート系システムの開発支援に携わる。

「ITで貢献がしたい」その気持ちに向き合ってきた

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パナソニック フィナンシャル&HRプロパートナーズで、経理周辺システムを担当するところからITに携わるキャリアがはじまりました。2017年に当社へ転籍してからは、携わるシステムの内容や規模感が大きく変化。これまで触れてきた経理財務系のソリューションだけでなく、RPAや自動化ツールなども担当できるようになり、よりチャレンジングな業務が増えていったのです。

転籍してまもない頃、印象的だった仕事は、パナソニックグループの全社サービスとしてRPAを立ち上げ、軌道に乗せたこと。各部門で自由にシステムを構築できる点が特徴のソリューションでしたが、現場のユーザーが使いこなすにはハードルが高く、私たちITチームが支援に入ることになりました。

しかし、ITチーム側で要件定義や開発を代行する体制では、どうしてもフットワークやコストが重くなってしまいます。そこで、RPAを目先の業務を引き取るサポートではなく、誰もが開発しやすい環境を整えることで現場に自走してもらおうと、発想を転換しました。サービスだけでなく使い勝手の良いプラットフォームを構築した結果、多くのお客様に使っていただけることとなりました。

IT企業で働く人間として、課題を解決するときに「自分でシステムをつくりたい」という気持ちになるのは自然なことです。でも、現状の数字を分析したり、市場のニーズをヒアリングしたりしていく中で、いま求められているのは現場が自走できる仕組みだと感じました。お客様が喜んでくださるなら、こういった仕組みを一緒に考えて形にしていくこともひとつの正解なのだと、視野が広がった経験でした。

サステナビリティという壮大なテーマに出会えた喜び

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2023年からはコーポレートの業務改革に携わる部門で、環境情報基盤を担当しています。2050年までに3億トン以上のCO2削減を目指す、パナソニックグループの環境施策「Panasonic GREEN IMPACT」を、ITの力で下支えするプロジェクトです。製造業であるパナソニックグループは、生産はもちろん調達や輸送、製品廃棄に至るまで常にCO2を排出しています。適切な環境施策を打つためには、原材料の調達から製造、輸送、廃棄まで、製品の最初から最後までを追える透明性の高い情報管理が欠かせません。社会の現状やグローバルのルールに則って、グループ全体のCO2排出量を見える化し、客観的な指標をつくりながら、持続可能な社会へ貢献をする(サステナビリティの実現)のが私たちの大きな役割です。

難しいのは、状況が目まぐるしく変わっていくこと。サステナビリティに関わる法令は日々の変化が激しいため、施行される前の法令案なども確認し、さまざまな可能性やリスクを考えながら、プラットフォームを構築していかなければなりません。また、指標づくりの土台となるデータ収集も大変です。CO2排出量を知るため、そして各国や各部門の基幹システムから生産・販売台数を取得するために、ステークホルダーと交渉しながら数字を集める地道な取り組みが必要になります。

グループ内のさまざまな場所に知り合いを増やしながら、プロジェクトを推進するのはやりがいでもありますね。何もないところから、たった3人で始めたサステナビリティプラットフォームですが、いまや多くのベンダーやパートナーがいて、取り組みとして着実に成果を出せてきています。先日は新聞にも取り上げてもらい、この基盤、ひいてはパナソニックグループの環境活動が、社会に与える影響の大きさを感じました。

こうした壮大なテーマに取り組めていることは、エンジニアとして何物にも代えがたい喜びです。若手にもこうしたライフワークとなる仕事を経験してもらいたいし、社会へのインパクトを感じながら働いてほしい。だからこそリーダーとして、若手が活躍できる場を増やすことをいつも念頭に置き、業務に取り組んでいます。

マネジメント職ながらPM(Project Manager)やPL(Project Leader)としてプロジェクトの前線に関われているのも、当社の良いところです。モノをつくりたくてITに興味を持ったので、お客様とお話しながら何をつくるか企画していくのは、やはり面白い仕事なんですよね。

外に目を向けて、新しい領域や体制をも楽しんでいく

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2025年からは業務改革DX部の部長に着任。これまで担当してきたRPAやデータの利活用、サステナビリティプラットフォームなどの案件には引き続き関わりながら、部門を預かる身にもなりました。活躍が期待される女性管理職の一人として、次の世代につながる結果を残したいと感じています。私自身がここまで歩んでこられたのも、悩んだときには寄り添い、ともに正解を考えてくれる上司や同僚に恵まれてきたからです。

自分が受け取ってきたサポートを返すつもりで、部長としてチームメンバーを盛り立てていきたいと考えています。また、業務改革領域として、法務コンプライアンス関連やAI、DXツールなどにも携わるようになりました。ITに携わり24 年がたった今でもまだ新しい分野にふれられるのは、大変だけど楽しいこと。業界の動きや情報を知らないことには業務改革なんて到底できないため、日々のインプットは欠かせません。領域は広いものの横展開できるプロジェクトも多く、さまざまな分野に触れてきた自身の経験値を生かせていると感じています。

たとえば、自動化やデータ利活用がテーマなら、情報を集めたあとの使い方はサステナビリティプラットフォームでの考えが別サービスでも転用できます。アプリでユーザーエクスペリエンスを高める機能のつくり方は、サービスの目的が違っても共通する部分が少なくありません。「設計仕様書はこう書くと後工程の方にわかりやすい」「テストはこんな観点で行うとスムーズだ」などと各セクションの気持ちもわかるため、全体の統括がスムーズにいきやすいとも感じています。振り返ってみれば、さまざまなプロジェクトを通じてすべての工程に携わってきたことが、エンジニアとしての大きな財産になりました。

今後の目標は、これまでグループ内のソリューションづくりで培ってきたノウハウを生かし、社外のお客様にも価値を届けていくことです。一般市場に向けた視点や知見はまだまだ足りませんが、すでに社外向けの取り組みを推進しているチームとうまく連携しながら、新しい領域を広げていきたいと考えています。

当社は、パナソニックグループの中核を担うIT企業でした。2026年4月からはパナソニック デジタルとして生まれ変わり、名実ともにパナソニックグループの経営をITで支えていく存在になります。だからこそ小さくまとまらず、さまざまなアイデアを出しながらチャレンジを続けていけるようなチームになりたい。意志のある人には、国内外問わず、活躍の機会が必ず広がっていくはずです。そんな過渡期を一緒に楽しんでくれる仲間に出会いたいです。一人ひとりの自己実現とお客様へのお役立ち、そして理想の社会の実現。そのすべてをともに叶える目標を掲げ、一歩ずつ歩んでいきましょう。

※所属部門はじめ、内容は取材時のものです

デジタルで、幸せをつくろう。

Panasonic Information Systems Co., Ltd.

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