Women's Careers 女性社員のキャリア紹介
当社は2024年7月、女性活躍推進企業として厚生労働大臣認定の「えるぼし」2つ星(2段階目)を取得しました。パナソニックグループ共通のDEI(Diversity, Equity & Inclusion)を軸に、多様性を尊重し、互いを認め合う風土づくりを推進しています。
誰もが持てる力を最大限に発揮できるよう、心身ともに安心して働ける職場環境づくりや健康施策にも継続して取り組んでいます。

本ページでは、当社で活躍する3名の女性社員を紹介します。いずれも、自分の価値観やライフプランを大切にしながら、主体的にキャリアを切り拓いている社員です。ご自身の将来像と重ね合わせながら、当社で描ける多様なキャリアの可能性を感じてください。
CAREER 01
CAREER 02
CAREER 03
CAREER 01
CAREER 02
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CAREER 01
宮﨑 祐子

技術開発・R&D本部 R&Dセンター
技術開発1部 チームリーダー
2011年度
工学部 情報知能工学科卒

現在の業務内容について

全社で利用できるITサービスの構築と展開を担当しています。勤怠管理や販売管理などの業務システムに共通して必要になる機能を選定して、基盤アプリケーションとして用意することが私たちの役割。近年は社内運用していたものを、より汎用的なサービスとしてグループ向けに展開することにも取り組んでいます。チームリーダーを任されるようになってからは、チームの運営やメンバーの育成といったマネジメント業務の比重も増えてきました。

入社前に描いていたキャリア

情報知能工学を学び、タクシーの配車や船舶の積載効率の最適化について研究していた私は、学んだ知識を活かしながらアプリケーション開発の領域で専門性を高めていくのだろうと想像していました。今のようにマネジメントのキャリアを築くことになるとは思いもしませんでしたが、上司からチームのマネジメントの声掛けをいただき、挑戦していくうちに段々と身についていきました。期待してくれたからこそ、頑張ってみようと思えたのかもしれません。

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印象に残っているできごと

特に印象に残っているのが、シンガポールのグループ企業に出張し、認証基盤に関する取り組みを共有した経験です。それまで社内の方との会話がほとんどだった私にとって、開かれた場所で多くの人と関わる機会になりました。「私と同じ会社で働く人が世界中にいるんだ」と実感できたこと、そして認証システム1つをとっても、開発スタイルが日本と海外で大きく異なることなど、驚きとともにたくさんの学びを得られた経験でした。

現在取り組んでいる自己啓発

昔から英語を趣味にしていたこともあり、情報収集をするときは英文の記事を読むようにしています。業務で使う機会があるだけでなく、私にとっては人生の選択肢を増やすという意味もあります。そのほかにも、大学時代に学んでいた統計学の知識を思い返し、資格勉強を始めたりと、できる限り知識の幅を広くするようにしています。特定分野に偏らず、深い専門知識はメンバーに任せながら、チームをリードするように学び方が変わったと感じています。

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仕事の「後継者」について

社内システムの基盤を担うR&Dセンターは、利益よりも社内ニーズに応えることを優先してきました。しかし、IT環境の変化に伴いニーズも多様化する今、従来の枠にとどまらず、必要とされることを察知してサービスとして提供する自立的な姿勢が求められています。そこで大切なのが、グループ内の事業会社や各部門の課題を察知し、支援できるサービスにつなげていく視点です。これまで培った知見を活かしつつ、新技術など新たな領域にも柔軟に対応してサービスを確立していく力を、次世代の皆さんには持っていてほしいと思います。

今後の目標について

サービスデリバリーの体系化を進め、提供する仕組みの考え方やサービスラインナップを整えていきたいと考えています。私自身も、携わることの少なかった収益化につながるフォーマットを作り上げることが今の課題です。それと同時に、リーダーとしてメンバーが安心して業務に向き合える雰囲気づくりも大切にしたいと思います。リモート環境下でも会話を増やし、相談しやすい空気を整えることで、互いに支え合えるチームを目指したいです。

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CAREER 02
内山 今日子

システム管理センター 社内システム推進部
社内システムDX推進チーム
2010年度
社会学部 社会システムデザイン専攻卒

現在の業務内容について

当社のソリューション・サービスの原価にあたる仕入れ(機器・ソフトの購入や保守・リースの契約など)を扱う調達システムの運用を担当しています。障害が発生した際の緊急対応や、法改正・運用ルールの変更に応じた改善のために、パートナー企業の方とともに運用構築を実施。また、さらなる業務効率化を目指した新システム構築プロジェクトにも携わっています。もともと開発部隊にいたこともあり、運用ならではの観点に新鮮さを感じる日々です。

入社前に描いていたキャリア

手に職をつけたいと思って選んだITの世界。そして、入社してからも意識的に学び続けられる環境に身を置いて、自分を高めていきたいと思っていました。そして、一緒に働く人の関係性も欠かせないものでした。人事部の皆さんの努力のおかげで学びの範囲が広がりつつある研修制度や、畑違いで入社した私に遅くまで付き添って教えてくれた先輩たちの存在など、当社を選んだからこそ、望むキャリアを実現できていると感じています。

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印象に残っているできごと

2度の産休・育児休業を取得後、元部署が再編成で解散したため、新たな部署で再出発をしました。久しぶりの社会復帰に加え育児との両立もあり不安でしたが、部署の皆さんは私を受け入れ業務を振ってくださり、上司の方も何度もレビューに目を通しフォローしてくださいました。そうして約半年のリハビリ期間を経て、案件を担当するまでに成長できています。育児や介護など事情のある社員に対しても、対等に向き合い支え合える環境が励みになっています。

現在取り組んでいる自己啓発

育児に忙しい今は、勉強時間を取ることが難しくなっています。しかし当社では、オンラインの学習プラットフォームが無料で使えるように用意されており、すきま時間を見つけてマネジメントなどの勉強を進められています。社外の展示会参加も支援してくださるなど、年次・役職を問わずに成長していける環境があるのが当社の魅力です。学びたい人は積極的に学び、時間の取れない方は自分のペースで学べる教育環境のおかげで、無理のない自己啓発ができています。

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仕事の「後継者」について

新人時代に先輩たちが手厚く支えてくれたように、周囲との関係を大切にして、チームで動ける人であってほしいです。こうした「丁寧に人と向き合う姿勢」はパナソニック インフォメーションシステムズ全体にある風土だと感じます。大阪拠点では多くの部署が1つのビルに集結しているので、雑談を交わしに気軽に会いに行ったり、ランチでコミュニケーションを取ったりと、ビジネスライクにとどまらない関係づくりをしてみてください。

今後の目標について

これから挑戦したいのは、より円滑な運用を行うための考え方と、それをどうやって仕組みに落としこんでいくのかを学ぶことです。運用段階で考えるべきは、トラブルが発生したときの手順や人の動きなど、日々の安定稼働を支える現場を見据えた視点だと思います。また、運用側に回り、システムを使うお客様との会話も増えたので、お客様の要望の背景にある「何のために」を丁寧に問い、その上で最善の提案を行えるよう今後も取り組んでいきたいです。

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CAREER 03
黄地 綾子

データ&アナリティクスソリューション本部
アナリティクスソリューション事業部 事業部長
2002年度
工学部 物質化学工学科卒

現在の業務内容について

データ&アナリティクスソリューション本部は、お客様とパナソニックグループのビジネス現場において、データ分析・活用を実現する部門です。中でも、アナリティクスソリューション事業部には、分析をソリューションにして付加価値を生み出していくという使命が与えられています。経営管理・マーケティング・製造・カスタマーサポートの4領域において、社内の部署と伴走しながら、データを価値につなげるための指揮をとることが私の仕事です。

入社前に描いていたキャリア

正直なところ、入社時にキャリアイメージはなかったと思います。当時の時代背景もあり、女性である自分はいつか辞めるだろうと考えていました。また、入社当時はガラケーがまだ一般的だった時代。SEという仕事がどんなものかすらイメージがつきませんでした。しかし、父が働いていたこともあって、幼い頃からパナソニックに馴染みがあり、「パナソニックのファンを1人でも増やしたい」という想いが強くありました。

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印象に残っているできごと

専門店の購買データを用いたマーケティングを行い、購入実績を伸ばすことができた経験が印象的です。データ分析が盛んではなかった時代だったからこそ、「データは嘘をつかない」と実感できたことに手応えがありました。さらに嬉しかったのは、その実績で私が昇格した際に、販売会社の方が「我々の取組が評価されて嬉しいよ」と喜んでくださったこと。自分の昇格は人のためにもなると感じたことで、キャリアアップをする道が開けたように思います。

現在取り組んでいる自己啓発

読書や生成AIとの壁打ち、セミナーなど多方面で情報収集をしていますが、特に学びが大きいのが外部の管理職の方々との会話です。データ分析に技術的知識は欠かせないものですが、それ以上に「相手をどう巻き込むのか」を問われるようになってきています。データを価値に変えるには、現場をよく知る方に本気になってもらわなければならないからです。人の動かし方や部下との関わり方など、社内にはない視点で意見をもらえる機会はとても貴重だと思います。

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仕事の「後継者」について

製造や販売の現場に入りこんで一緒に汗を流し、その上で提案ができる人でなければ、分析結果が正しいものであっても現場の方が動くはずがありません。だからこそ、現場に入りこむ姿勢を忘れないでほしいと思います。そして経験や年齢を問わず、自分の考えを発信するようにしてください。デジタルに強い若手の皆さんにこそ、お客様にとっても私たちにとっても価値になることを臆せず主張してもらいたいです。

今後の目標について

今のような立場になるとは思ってもいませんでしたが、ここまで育ててくれた会社に恩返しをしていきたいと思っています。AIが勢力を増す時代において大切なのは、データだけでなくビジネス全体をアナリティクスし競争優位性を確立すること。分析力を武器に、事業の上流まで遡って提案ができるように務め、いずれは当社の柱となるまでに事業を大きくして、パナソニックファンを1人でも多く増やしていきたいです。

デジタルで、幸せをつくろう。

Panasonic Information Systems Co., Ltd.

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