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Work&People

仕事と社員について
多くの人に喜びが届く、
しくみをつくりたい
堀 祐豪
2011年入社

工学部 応用理工学科卒

つながれるから、やりがいがある

中学を卒業すると、早くからモノづくりを学びたいと高等専門学校に進学しました。しかし専門的な環境だからこそ、それが少し窮屈にも感じたのです。勉強以外でも、もっと広い視野でいろいろな経験をしたい。そんな想いから、高等専門学校を卒業後、大学に3年生から編入しました。ライフサイクル設計の研究室に所属し、バスケットボールのサークル活動にも熱心に取り組みました。こうして広い視野でモノづくりを考え、さまざまな人と交わるなかで、やりたいことが固まっていきました。子どもの頃からの「つくる」という軸は変わりませんでしたが、実際に手を動かして黙々とものをつくるよりも、仲間と協力しながらしくみやシステムをつくる方が自分に合っていると感じたのです。その上で、多くの人に届くものをつくり、喜んでもらいたいと考え、大きな将来性を感じたIT関連を軸に就職活動をしました。
パナソニックに惹かれたのは、幅広い製品があり、多くの人の目に触れる仕事ができる点に魅力を感じたからです。入社後、最初に担当したのは、パナソニック直販のECサイト「Pana Sense(現Panasonic Store Plus)」です。WEBだからこそ、ユーザーからのリアクションもデータで分かり、多くの人に見てもらえるサイトに携われる嬉しさを感じました。時には厳しい反応を受けることもありましたが、それを含め、ダイレクトにお客さまとつながれるやりがいを知りました。

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システムの先にあるゴールを目指して

入社5年目には、DMP(データマネジメントプラットフォーム)とMA(マーケティングオートメーション)を、ゼロから構築するプロジェクトに参加しました。社内のあらゆる情報を集約してデータを格納・分析するDMPと、そのデータを活用してメルマガや広告などのマーケティング施策を実行するMAは、パナソニックのマーケティング戦略において非常に重要なシステムです。ECサイトとはまた違う角度から、多くの人に届くこの仕事で、私はデータを収集するセクションのリーダーを任されました。
さまざまな部署とやり取りを行い、社外のサービスも活用するなど各所とコミュニケーションを重ねながら、チーム一丸となってプロジェクトを推進した結果、システムは2年がかりで完成し、扱うデータの数は何千億にものぼりました。マーケティング部門の要望レベルは高いので、期待に応えるのは容易ではないですが、難しい課題に対してチーム一丸となって挑む醍醐味を知りました。
現在は、入社時から携わっている「Panasonic Store Plus」のシステムを、ユニットリーダーとして担当しています。近年は家電のサブスクなど新しいアプローチに挑んでおり、どんな画面で、どう契約への導線をつくるかなど、最適なシステムを提案しデザインする役割です。ビジネスの根幹を担う仕事をするなかで、事業会社であるパナソニックでSEをやる醍醐味を感じています。
私たちはシステムをつくることがゴールではなくて、それにより家電の売れ行きが伸びたり、サブスクの契約が増えたりといった、ITの先にあるビジネスの成功がゴールです。だからこそ、会社の成長や経営に貢献できている実感がありますし、自分の手によってつくられるものや喜んでもらえる対象が、経験を積むごとに広く、深くなる実感があります。

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ものを売る以上の企業価値を伝える

入社からこれまで、IT業界が激変する時代を、常に最前線で過ごしてきました。社内の意識やしくみは大きく変わり、WEBマーケティングへの期待値は飛躍的に高まっています。そのなかで多くの学びがあり、苦楽をともにした仲間というかけがえのない財産もできました。そうした経験を積んだ今だからこそ、実現したいことがあります。これまではWEBを中心にお客さまとの接点をつくってきましたが、パナソニックとお客さまの接点は、売り場や広告、製品自体など、多種多様にあります。こうしたあらゆる接点を360°の視点で最適なものにして、新しい体験価値を提供したいのです。その意味で、パナソニックと生活者が双方向でつながるしくみをつくり、ものを売る以上の企業価値を感じてもらうことが、現在の夢です。そのために、これまで以上にチャレンジしていくつもりです。長年携わってきたITのテクノロジーと同様、私自身も、まだまだ進化していかなければなりませんね。

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※掲載内容は取材当時のものです

デジタルで、幸せをつくろう。

Panasonic Information Systems Co., Ltd.

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