イメージ

Work&People

仕事と社員について
現場で培った力が、
相手の視点を教えてくれる
井上 温子
2005年入社

理工学部 情報システム工学科卒

お客様は、全国のレジャー施設

エンタープライズソリューション事業部は、パナソニックグループ外の幅広いお客様へ向けてアプリケーションやサービスを提供する部署です。中でも、私が所属するDX-HUBソリューション部はスタジアムや水族館、展望台などのレジャー施設を担当しており、施設内のグッズやカフェ、チケットの販売システムや会員管理システムなどを提供しています。
その中で、私自身は現在プロジェクトマネージャーを担当しています。入社後、パナソニックグループの経理を扱う部署を経て、エンタープライズソリューション事業部へ異動しました。以来10年ほど施設向けのシステムに携わっており、担当者とリーダーを経て、現在の仕事に就いています。プロジェクトマネージャーは文字通りプロジェクト全体を管理する立場ですが、同時にお客様を含めた関わる人全員が仕事をしやすい環境を作ることも重要な役割です。メンバーが思う存分仕事に取り組んでもらえるよう、10年間の経験で身に付いた「現場力」を活かし一歩先を見据えて準備を行います。
もちろん、品質・コスト・納期のいわゆる「QCD」を管理することも大切です。担当者と連携を取りつつ、意見を伝えたり相談をしたりします。ここでも大切になるのが「現場力」です。管理者の一方的な目線ではなく、お客様と相対する現場の苦労や悩みを知っているからこそ伝えられることを大切にしながら仕事を進めます。

イメージ
深く知り、信頼され、仲間になる

長年施設向けのシステムに携わる中で、担当者からリーダー、プロジェクトマネージャーと役割が少しずつ変化してきました。一方、どのポジションでも変わらないものがあります。それが「レジャー施設がより快適に!より楽しくなる!」という想い。お客様の業務を深く知り、困りごとを明確にしてシステムを構築して業務を改善する。そんな一連の仕事を通じて施設で働く全ての人が快適さを感じられるようになり、施設へ訪れる方によりたくさんの楽しさを届けていく。そんなゴールへのイメージは、どれだけ経験を積んでも変わりません。
また、ゴールへ向かうためにはお客様との信頼関係が欠かせません。取引相手やビジネスパートナーを超え「自分の身内だ」と思って頂けるような関係作りが、より良いシステム作りに繋がると考えています。例えば、嘘をつかないこともそうした関係作りの一つ。厳しい内容でも伝えるべきことはしっかりとお伝えすることで「この人は言いづらいことでも隠さず話してくれるな」と感じてもらえるよう努力しています。また、その際に欠かせないのが代替案の提示です。「これは難しいですが他の施設様ならばこんな実施例があります」とお伝えすることで、新しい方法を共に模索する関係性が生まれます。振り返ると、こうした関係作りや代替案も全ては「現場力」の賜物。担当者やリーダーだった時代に培った学びがプロジェクトマネージャーの仕事に活きているのです。

イメージ
「説明する力」が、人と人を繋げていく

個人的に、バリバリの先鋭されたITスキルを求めている方は弊社には合わないのではないかと思っています。くらしを支える企業としての風土が根付いたパナソニックグループにとって、ITはあくまでも手段。目的はくらしを幸せにすることです。例えば、私が所属するエンタープライズソリューション事業部においても、システムを作っているというよりも「業務を作っている」という表現が合っています。まずはお客様と向き合い業務を知り、その課題を抽出することから始まるのです。だからこそ、技術や知識を優先するのではなく、誰かの役に立ちたい誰かを支えたいという想いが強い方こそが当社には向いているのではないかと思うのです。
その上で、論理的な説明力を持っている人ならば、きっと活躍できるはずです。説明力は色々な所で役立ちます。例えば、自分の考えを伝える時。あるいは、誰かに言われたことを理解する時。もちろん、お客様へご提案する際や上司に相談する際にも必要です。仕事は一人ではできないからこそ、コミュニケーションを大切にのびのびと働いて頂ける方に来て頂ければ嬉しいです。

イメージ
イメージ

※掲載内容は取材当時のものです

デジタルで、幸せをつくろう。

Panasonic Information Systems Co., Ltd.

RECRUITING SITE