2024.09.10
当社は1999年2月に設立し、今年で25周年を迎えました。
当社では25周年という節目を記念し、様々な企画を実施しています。
そのひとつが、7月29日に行った当社初の「ファミリーデー」です。
東京勤務の社員9名とその子ども12名が夏休みの機会を利用して東京本社を訪問し、パナソニック インフォメーションシステムズへの理解を深めました。 当社は、浜離宮恩賜庭園を臨む23階の高さにオフィスを構えています。この日は好天に恵まれ、子どもたちは遠くまで広がる眺望に目を輝かせていました。
会場に玉置社長も訪れ、子どもたちにあいさつしました。その後の名刺交換体験で、玉置社長に小さな手で名刺を差し出した子どもたちのかわいらしい姿には、勤務中の社員たちも思わず笑みを浮かべていました。
DXの一端に触れる、オンライン会議体験にも挑戦してもらいました。子どもたちは離れた部屋にいる家族に向かって画面越しに手を振ったり、会議室のホワイトボードにお絵描きしたり。ITを活用した「お仕事」を楽しんでくれた様子です。
将来、参加してくれた子どもたちの中から、次世代のデータ・テクノロジー利活用人材が誕生するかもしれませんね。
このたび、25周年記念シンボルマークを制定しました。
デザイン企画を担当したのは、入社4年目の若き社員、コーポレートソリューション本部の濱島さんです。
濱島さんは2021年に入社し、現在はアプリ開発や運用に携わっています。今回、濱島さんが学生時代に培ったデザインスキルへの期待から、白羽の矢が立ちました。
濱島さんは大学で“IT×デザイン”をテーマに情報工学や人間工学の面から研究に取り組み、ITとデザインの各視点からの学びを得たそうです。
シンボルマークのデザイナーに選ばれた際にはとても驚いたといいますが、濱島さんは「就職活動時のポートフォリオや業務で作成した資料を見て選ばれたと聞き、今までの活動が認められたようでとてもうれしく、自信につながりました」と振り返ります。
デザインするにあたり、濱島さんが考えたのは「パナソニック インフォメーションシステムズの役割とは?」ということ。会社の在り方、自分自身や職場の皆が仕事に込める思い、仕事が何につながっているのかなど、思考を重ねていきました。
濱島さんが6週間ほどかけて完成させたデザインには、大正9年に旧松下電器が初めての商標で用いた「どんな障害をも突破し、目標に向かって突き進もう」との願いが込められた「矢」と、建物が立ち並ぶ街並みが取り入れられています。
濱島さんは「当社にとっても思い入れのある矢の上に、人々の暮らしや多様性を表す様々な形の建物を並べることで、当社がひとつとなってたくさんの人々の生活を支えている。そんな思いを込めて作りました」と話します。
温かみを感じながらもスタイリッシュな25周年のシンボルマークは、当社のこれまでの歩みと、これからのさらなる発展を感じさせます。
近く、シンボルマークを載せた記念品を社員に配布する予定で、準備を進めています。
濱島さんは「"私の考える当社"を表現したマークですが、社員それぞれで考え方や感じ方は違うと思います。皆さんにとっての当社とは何かを改めて考える機会になれば、素敵だと思っています」とほほえみます。
「色々なことに挑戦し、成長を通じて会社の未来に貢献していきたい」と力を込める濱島さん。いずれはデザインのスキルを活かし、UI(User Interface)/UX(User Experience)の面でも活躍したいと考えているそうです。
濱島さんは「入社から今までを振り返ると、刺激的で目まぐるしい成長が続く毎日でした。数年で感じる変化がこんなにも大きいので、30周年、50周年を迎える、未来の当社を想像するとワクワクします。当社がさらに大きな存在となっていくことを期待しています」と当社への思いを馳せました。
Panasonic Information Systems Co., Ltd.