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【2023年版】高速無線LAN(Wi-Fiルータ)のおすすめ商品を紹介!選び方も徹底解説

更新日:2023/12/14
【2023年版】高速無線LAN(Wi-Fiルータ)のおすすめ商品を紹介!選び方も徹底解説
高速無線LANとはWi-Fiルータとも呼ばれているもので、インターネットとデバイスをつなぎ、インターネットを利用するために必要な通信機器です。Wi-Fiルータは転送速度や規格、対応面積などがそれぞれ異なるため、利用環境に合わせて最適なものを選ぶことが重要です。今回は高速無線LANの選び方やおすすめの製品などを紹介しますので、オフィスなどで使用するルータ・アクセスポイントの見極め方の参考にしてください。
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高速無線LAN(Wi-Fiルータ)の選び方

Wi-Fiルータを選ぶ際は、次の3点を比較して選びましょう。

  • 最大転送速度で選ぶ
  • Wi-Fiの規格で選ぶ
  • 対応する面積や接続可能台数で選ぶ

最大転送速度で選ぶ

転送速度とは、ルータが一定時間内に転送できるデータ量を表しています。
最大転送速度が大きいルータほど、大容量のデータを高速でやりとり可能で、データ転送量が多いシーンにおすすめです。
転送速度の単位は「bps」で、近年のWi-Fiルータの転送速度はMbpsまたはGbpsがほとんどです。
近年はWi-Fi6の登場もあって10Gbps対応のモデルもあるため、用途に応じて最適なものを選んでください。

Wi-Fiルータの規格で選ぶ

Wi-FiルータにはIEEE 802.11という規格があり、2023年7月時点で最新のものはIEEE 802.11axです。
IEEE 802.11ax以前の規格には、IEEE 802.11nやIEEE 802.11acなどもあります。
新しい規格ほど最大転送速度も速く、高速大容量の通信環境がほしい場合、規格で選ぶことも重要です。
通信速度が遅いときはルータの規格を確認しましょう。
IEEE 802.11nやIEEE 802.11acとなっている場合、Wi-Fi4またはWi-Fi5の規格です。
IEEE 802.11という規格名で記載されていない場合、11axはWi-Fi6、11acはWi-Fi5となっているため、規格名をチェックしてください。

対応する面積や接続可能台数で選ぶ

対応する面積や接続可能台数で選ぶ

Wi-Fiルータには、メーカの製品によって理想の間取りや接続可能台数が設定されています。
ただしメーカの記載している間取りは理想的な環境を基準にしているため、必ずしも実際の居室に当てはまるとは限りません。
そのため、対応面積では記載されているものより、1段階狭いと考えて選ぶのがよいでしょう。
またWi-Fiルータは一度に接続できる端末台数が決まっており、3台までのもので5台以上接続するなどしてもスムーズな通信ができません。
ルータを選ぶ際は、実際に使用する端末の台数よりも、ゆとりを持って接続できるルータを選択してください。

その他の便利機能で選ぶ

ビームフォーミング

ビームフォーミングとは、スペックの高い無線LANルーターで、Wi-Fiの通信速度をあげるための機能です。無線LAN子機側(アダプター)側の位置や距離により、無線LAN親機(ルーター)からの送信タイミングを自動調整し速度を向上します。
従来のWi-Fiでは、ルーターとデバイスの距離によって速度が低下してしまっており、家具や壁など障害物がある場所、2階など離れたところでは電波が届かないといった問題がありました。
しかしビームフォーミング対応の機種なら、離れたところでも安定して通信を行うことができます。
またビームフォーミング対応機種は、非対応機種に比べて速度も速くなります。
しかしビームフォーミング機能は、ルーター側だけではなくデバイス側もこの機能に対応している必要があります。
デバイス側がビームフォーミング機能非対応の場合は利用できないため、注意が必要です。

MU-MIMO(Multiple Input Multiple Output)

MU-MIMOはMultiple Input Multiple Outputを略した呼称で「マイモ」と読みます。
まずMIMOという複数のアンテナを使用して、通信を行う技術があります。
そのなかに、SU-MIMOとMU-MIMOがあります。
SU-MIMOは複数のアンテナを使用し、同時に通信できるのは1台のデバイスのみです。
接続しているデバイスが複数になると、通信速度や品質が低下してしまっていました。
この欠点を改善したものがMU-MIMOです。
MU-MIMOは、複数のデバイスを同時に通信することができます。
そのため、MU-MIMOは複数デバイスを通信したときの速度低下を防ぐことができるのです。
また先程説明したビームフォーミングにも対応したことにより、さらに速度が安定し電波も届きやすくなりました。

IPv6

IPv6とはnternet Protocol Version 6の略で、ネットプロトコル(IP)のことです。
IPというのはインターネット通信を行うためのルールで、通信を行うために必要なルールです。
よく耳にするIPアドレスというのも、このプロトコルのルールのひとつです。IPアドレスというのはいわば、住所のようなものです。
本来主流だったのは、IPv4でした。
IPv4は使用できるIPアドレスが全世界で43億個でした。
しかし全世界にインターネットが普及することにより、このIPアドレスが不足する自体が発生しました。
そこでIPv6が誕生したのです。
IPv6は約340澗個のIPアドレスが使用可能です。
澗は「億兆京垓杼穣溝澗」という普段の生活で目にすることのないレベルの桁のため、IPアドレスが不足するという心配はなくなりました。

バンドステアリング

接続するWi-Fiの電波強度や対応地域等を判別して、周波数を自動で切り替えてくれる機能のことをいいます。
Wi-Fiには、2.4GHz帯と5GHzの2つの周波数があります。
2.4GHzは他機器の干渉を受けやすく速度低下をしやすい反面、遠くまで電波が届きやすいというのが特徴です。
他機器との干渉とは、電子レンジやBluetooth製品と同時に使用することで干渉し、電波が届きづらくなってしまうことです。
5GHzは他機器の干渉を受けにくく安定している反面、遠くまで電波が届かない周波数です。
基本的に、最大転送速度は5GHzの方が速くなっています。
本来この二種類の周波数を、自身の端末側で操作し切り替える必要がありました。
しかしバンドステアリング機能が搭載されていると、この2.4GHzと5GHzの切り替え作業を自動で判別し行ってくれるため、より一層快適に通信を行うことができます。

おすすめの高速無線LAN

そこでおすすめなのが、Panasonicの無線LAN「AIRRECT Cloud」です。
AIRRECT Cloudは送受信アンテナの4×4モデルと8×8モデルの2種類から選択可能で、両モデルともIEEE802.11ax(Wi-Fi6)に対応しています。
AIRRECT Cloudの特徴は

  • 無線LANを効率的に運用できるクラウド型無線LANコントローラ
  • 無線アクセスポイントの分散管理
  • 操作がしやすいGUI
  • AIが課題解決をサポートしてくれる

という特徴があります。

一番の強みは、無線LANを通した不正アクセスや情報漏洩などのセキュリティリスクの対策です。
セキュリティ専用のアンテナを搭載することで、高度なセキュリティ対策を行ってくれます。
また最新のWi-Fi6に対応しており、安全で高速な安定した通信環境を実現してくれます。
アクセスポイントを分散管理することによって、障害が発生したときでも維持することも可能です。
拠点ごとに無線LANコントローラの設置や設定、点検が不要で、管理画面(ダッシュボード)で各拠点の無線LANを簡単に一括管理できます。
AIを用いて、通信速度が低下したりスティッキー状態など、接続に問題が発生したときに原因分析をし対処法を提示してくれます。
他社でWi-Fi6を採用している無線LANはありますが、ここまでセキュリティ面、障害が発生した場合など安心して利用できる無線LANルーターは他にありません。

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高速無線LANはゆとりのある性能のものを選ぼう

高速無線LANは市販されているものから、弊社のAIRRECTのようにカスタマイズ可能なものまで、クライアントのニーズに合わせて最適なものを選ぶべきです。
しかしカタログスペックをそのまま信用してしまうと、実際に現場で使用する際に使いにくさを感じることもあります。
自社の用途、接続端末数、要求スペックなどを総合的に勘案し、実際の利用環境よりもゆとりのある性能の高速無線LANを選びましょう。
特に接続可能台数が少ないものを選んでしまうと、通信速度低下や遮断の原因になるため、ゆとりのあるものを検討しなければなりません。
ただし機能性が豊富なものほど初期費用やランニングコストも高くなるため、自社の業務を効率化しつつ、コスト面でも安定性も意識しましょう。
さらにセキュリティ性を高め、管理業務の効率化も実現したいなら、パナソニックEWネットワークスにお問い合わせください。
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