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防犯カメラの設置方法や注意点、選び方を解説

投稿日:2021/10/26 更新日:2022/05/26
防犯カメラの設置方法や注意点、選び方を解説
街中や商業・工業施設、ビルや駐車場などだけでなく、一般家庭や小売店舗でも当たり前のように見かける防犯カメラ。防犯意識の向上もさることながら、入手の手軽さやリーズナブルな価格の商品も増え、防犯カメラの購入を考えている人も多いはずです。そこで、今回の記事では、防犯カメラの設置場所と設置方法、注意点などをケース別に解説します。また、設置業者に依頼する場合と自分で設置する場合、それぞれのメリット・デメリットも集めてみました。

防犯カメラを選ぶ際のポイント

ポイント①カメラの性能(画素数・画角など)

最もわかりやすいポイントは、カメラの画素数や画角など、基本的な性能です。カメラの画素数は大きくなるほど、より鮮明な映像を撮影できますが、データの容量も大きくなります。画角は、大きいほど、より広い範囲を撮影できます。予算とのバランスで、最低限必要な性能を考えます。

ポイント②設置場所

設置場所が屋内か屋外かで、選ぶべき防犯カメラのタイプは大きく異なります。屋外で使うのであれば、高い防塵・防水性能が必要になります。屋外の設置場所によっては、逆光時の補正機能を備えたタイプもあります。

ポイント③形状

防犯カメラの形状は大きく2つにわけられます。ボックス型で「防犯カメラ」とわかりやすいタイプと、ドーム型で、一見すると防犯カメラとはわかりにくいタイプです。ボックス型のタイプは、防犯カメラを設置していることがわかりやすく、犯罪の抑止効果が期待できます。一方、ドーム型はカメラの存在が気づかれにくいメリットがあります。

ポイント④データの保存方法

データの保存方法も大きく2つにわけられます。HDDやSDカードなどローカルに保存するか、クラウドに保存するかです。クラウドに保存する防犯カメラは、インターネット接続を前提とした、ネットワークカメラと考えることもできます。

防犯カメラを設置する際のポイント

自宅やオフィスをはじめ、店舗・倉庫・駐車場などの防犯性を高めるため、重要な役割を担う防犯カメラ。しかし、どの場所に、どのように設置すれば、防犯カメラの機能や効果を最大限に引き出せるのでしょうか?そこで、今回は、防犯カメラを設置する際に知っておきたいポイントをわかりやすく解説していきます。

防犯カメラのケース別 設置場所と設置方法

防犯カメラを設置する場所は、その能力を活かすうえで、重要なポイントになります。ここでは、マンションや店舗など、ケース別の効果的な設置場所と設置方法、おすすめのカメラタイプを見ていきましょう。

自宅

最近では、戸建て住宅やマンションなどの自宅に防犯カメラを設置することも珍しくありません。犯罪やいたずらの防止・抑制、証拠映像の記録、子どもや高齢者、ペットを見守ることなどができるからです。ここからは、自宅における防犯カメラの設置場所と設置方法をご紹介します。

玄関やエントランス

自宅に防犯カメラを設置する場合、戸建て住宅なら玄関、マンションならエントランスなど、人の行き交う出入り口が最適な場所となります。基本的に出入り口の上部、簡単に手が届かない高さ3メートルほどの位置に入口へ向かって設置してください。犯罪やいたずらを抑止するためにも、目立ちやすく威嚇効果があるものや防水機能と夜間監視を備えたタイプがおすすめです。

エレベーター

マンションのエレベーターも防犯カメラの設置場所に挙げられます。建物内における不審者の侵入防止やエレベーター内での痴漢抑止、密室のトラブル回避などの効果が期待できます。遠隔からの監視が可能なドーム型カメラをエレベーターの内部と前に設置するとよいでしょう。

ポストの投函口

ポストの投函口も重要な設置場所のひとつといわれています。不審者の記録をはじめ、郵便物の盗難・いたずら・不必要なチラシの投函といった抑止に効果的です。ポストの投函口がしっかりと撮影できるように、位置・高さ・角度を意識し、夜間撮影機能付きタイプを設置してください。

店舗

スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど、小売りの店舗にも犯罪やトラブルを抑止する防犯カメラが欠かせません。ここからは、店舗における防犯カメラの設置場所と設置方法をご紹介します。

レジ周り

レジ周りは、現金やクレジットカードなど、お金が頻繁に動く場所です。そこに防犯カメラを設置すれば、釣銭の間違いや抜き取りの抑制、トラブルの事実確認、スタッフの接客などをチェックすることができます。防犯カメラのタイプとしては、特定の場所にいる人の動きをしっかりと撮影できるボックス型がおすすめです。

バックヤード

店舗のバックヤードも防犯カメラの設置が必要な場所です。部外者の侵入防止をはじめ、スタッフの行動管理や犯罪行為の抑制、商品棚の状況確認などがおこなえます。バックヤードという広い場所を踏まえ、広範囲撮影機能を持ったドーム型と死角となる位置をピンポイントで撮影できるボックス型を適所に設置してください。

駐車場

車上荒らしや盗難、いたずらの抑止や監視のため、駐車場にも防犯カメラが必要です。また、違法駐車や長時間駐車、ごみの不法投棄などを防ぐこともできます。駐車場という場所がら、屋外防水型の広範囲撮影に最適かつ赤外線暗視機能を内蔵したカメラがおすすめです。

倉庫・工場

倉庫や工場も防犯カメラの設置が必須の場所になります。不審者の侵入や盗難防止、場内の監視はもちろんのこと、従業員や来客者の安全管理をおこなうためにも重要な存在となるからです。

搬入口・搬出口

倉庫や工場の搬入口・搬出口は、数多くの従業員や関係業者、車両が出入りします。そのため、防犯の他に事故やトラブルなどの映像記録を残す意味でも、防犯カメラを設置すべき場所です。野外用の防水機能や夜間撮影機能、遠隔監視機能などが付いたカメラを選んでください。

立ち入り禁止エリア

工場には、取扱注意の特殊な機材や危険な薬品などが置かれていることも珍しくありません。このような立ち入りが禁止・制限されているエリアには、絶対に防犯カメラが必要です。盗難や事故を未然に防ぐため、ピンポイント撮影に最適なボックス型のカメラを出入り口付近に設置するとよいでしょう。

重要な設備品周り

場内にある精密機器の状態などを監視するため、重要な設備品周りにも防犯カメラの設置が重要となってきます。侵入者の発見はもちろん、早急な機器トラブルにも対応が可能となり、事故や重要設備の破損防止にもつながるからです。温度の探知機能などが付いた高画質・高感度タイプのカメラをおすすめします。

防犯カメラを設置する際の注意点

注意点①侵入者に警告が伝わりやすい配置はどこか

防犯カメラを設置することは、それ自体で犯罪を抑制・防止する効果があります。特に自宅に防犯カメラを設置する場合は、防犯カメラを玄関の上部など、敢えてわかりやすい場所に設置すると、空き巣などの犯罪やいたずらなどを抑止することができます。つまり、犯罪やいたずらの証拠を撮影することよりも、まずは侵入者や不審者に対して、警告が伝わりやすい場所はどこかを考えて防犯カメラの設置場所を考えます。結果的には、玄関や窓を撮影するというよりも、防犯カメラを外側に向けて設置するようなケースが多くなるでしょう。やや大げさな表現になりますが、侵入者や不審者になったつもりで自宅をチェックし、どこが侵入しやすいか、どこが狙い目か、そして逆に、どこに防犯カメラがあると避けたくなるかなどを考えてみると良いでしょう。

注意点②撮影場所の状況を考える

マンションの場合、エントランスに加えて、エレベーターや郵便ポスト、宅配ボックスなども防犯カメラ設置場所の候補となります。エレベーターや郵便ポスト、宅配ボックスなど、限られたスペースや人の動きがある程度、限定されるスペースに防犯カメラを設置する場合は、人がどのように動くか、どのような映像を撮影することが必要かを考えて設置場所を検討します。防犯カメラが撮影できる範囲を考える、とも言えます。例えば、エレベーターに防犯カメラを設置する場合は、エレベーター内の行動をしっかり記録できることはもちろん、エレベーターに乗り込んだ際に、人物を特定できるように撮影できることが重要になります。郵便ポストや宅配ボックスは設置場所によっては防犯カメラの位置を工夫したり、場合によっては複数台の設置が必要になるかもしれません。

注意点③店舗では防犯とホスピタリティの両立を意識

大勢の人が出入りするスーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストアなどの小売り店舗では、防犯カメラを設置して犯罪やいたずらを抑制する効果も重要ですが、その一方で、たくさんの防犯カメラを並べて、店舗の様子を見張ることはお客様に不快感を与えてしまうことにつながります。犯罪やトラブルを防止するために防犯カメラは欠かせませんが、お客様へのホスピタリティとの両立がポイントになります。駐車場などは、お客様の安全を確認していることを示す意味で、ボックス型の目立つタイプの防犯カメラを設置すると良いでしょう。エントランスやレジ周辺もボックス型で高いセキュリティ意識を示すことはお客様の理解も得やすく、プラスになります。店内は逆にドーム型の目立たない防犯カメラを設置し、お客様に不快感を与えないようにすると良いでしょう。

注意点④店舗は「防犯以外」の用途も

店舗での防犯カメラは、防犯以外の用途も検討できます。例えば、店内での顧客の動きの分析や、1日の時間帯での顧客動向の変化、新コーナーや新製品への流入状況などを映像データとして活用することもできます。また商品の売れ行きをカメラでチェックして、販売機会を逃さないよう、的確に補充するなど、防犯カメラは「防犯」だけでなく、マーケティングや業務改善に活用することもできます。

注意点⑤倉庫や工場は防犯+安全管理の視点で

倉庫や工場に防犯カメラを設置する場合も、防犯が最大の目的であることは間違いありませんが、防犯にプラスして、従業員や出入りする関連業者の人たちの安全確保に活用することが重要になります。防犯カメラを設置して、安全への意識を高めることで、事故やトラブルを防止することはもちろん、万一、事故やトラブルがあった際には映像をもとに改善策を検討することができ、対策後の様子を実際の映像で確認することもできます。工場や倉庫は、センサ類や自動運搬車などの導入によるデジタル化・IT化による効率化や業務改善が求められています。防犯カメラの映像は、そうした取り組みと組み合わせて、広く利用することができます。

防犯カメラの設置方法

防犯カメラの設置方法

防犯カメラの設置方法には、設置業者に依頼する場合と自分で設置する場合に分かれます。ここからは、それぞれのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

設置業者に依頼する際のメリット・デメリット

設置業者に依頼する場合、そのメリットは、防犯カメラの目的にそった位置・高さ・角度など、最もふさわしい場所を選び、適切な方法で設置をおこなってくれることです。個人での設置が難しい天井や壁などにも、プロならではの経験や知識、技術で対応してくれるため、高い防犯効果が期待できるでしょう。その反面、設置費用が発生すること、工事の日程調整が必要であることなどがデメリットとして挙げられます。

自分で設置する際のメリット・デメリット

個人で設置する場合、設置費用がかからないことが最大のメリットになります。現在は、素人でも簡単に設置可能な工事不要の置き型防犯カメラがあり、DIYに慣れている人なら、多少の難しい配線や設定なども自分で挑戦できるため、工事の日程調整などに困ることもないでしょう。しかし、防犯カメラの設置には、基本的に高度な専門知識や技術などが必要です。特に屋外の設置は、素人がおこなうと位置・高さ・角度を間違えてしまい、カメラの防犯機能を十分に活かしきれないデメリットが生じるかもしれません。

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防犯カメラの機能を最大限に引き出すために

防犯カメラの設置には、用途・目的・環境を明確にする必要性があります。せっかくの防犯カメラも適切な設置場所、設置方法、ふさわしいタイプでなければ、その機能を活かすことができません。また、実際に設置する際も防犯カメラの位置や高さ、角度が重要なポイントとなることから、自分で設置するよりもプロの設置業者に依頼することを強くおすすめします。それが防犯カメラの機能を最大限に引き出すことへつながるでしょう。設置業者によって、料金やサービス内容、修理やサポートなどが異なるため、しっかりと事前確認をおこなうようにしてください。

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