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屋外用防犯カメラの選び方を紹介

投稿日:2021/10/26 更新日:2021/10/26
屋外用防犯カメラの選び方を紹介
街角でよく見られるようになった屋外用防犯カメラ。最近では、家庭用も普及しています。そこでこの記事では、屋外用防犯カメラを設置する理由、選び方、種類をご紹介していきます。

屋外に監視カメラを設置する理由

監視カメラを屋外に設置すると、どのような効果があるのでしょうか。見ていきましょう。

犯罪の抑止効果がある

屋外に防犯カメラを設置すると、犯罪を抑制する効果があります。犯罪を行おうとする人が、防犯カメラが設置されていることに気づくと、「撮影されているかもしれない」「身元がばれてしまうかもしれない」という心理が起こり、そのため、犯罪を諦めることがあるようです。

愛知県刈谷市では、2011年度に交差点や公園などに防犯カメラを導入した結果、2012~17年度の5年間で、刑法犯認知件数がおよそ47%減少したという報告がありました。このことからも、屋外への監視カメラの設置には、犯罪の抑止効果があると考えられます。

犯罪の証拠映像を捉えられる

防犯カメラは、映像を撮影することができます。そのため、事件や事故があった場合に、その映像を証拠にすることが可能です。たとえば、車上荒らしや、嫌がらせやいたずらなどのご近所トラブル、万引きなどの証拠として録画された映像を警察に提出でき、早急な犯人検挙につながります。

屋外用監視カメラの選び方

屋外用監視カメラは多種多様で、どれを選べばよいか迷ってしまうこともあるでしょう。そこで、屋外用監視カメラの選び方のポイントをご紹介します。

画素数

まずは画素数をチェックしましょう。画素数は、値が大きいほど鮮明な映像を記録できます。監視カメラの使用用途にもよりますが、高画素数のものを使い、鮮明に録画しておきましょう。証拠映像として録画するには、800万画素以上のものがおすすめです。

画角

画角とは、簡単にいうとカメラで一度に撮影できる範囲のことで、角度の数値で表されます。画角には、水平画角と垂直画角があり、水平画角は左右、垂直画角は上下方向の範囲です。値が大きいほど、広い範囲を撮影できます。

画角が狭いタイプは、人相の認識や人物の特定、車のナンバーなど確認の用途に適しています。

反対に画角が広い場合は、人物の行動の把握、車の車種や車の色、事件、事故などの状況確認に最適です。

耐水性

屋外に防犯カメラを設置する場合は、雨風にカメラが晒されることになります。よって、耐水性、防塵性の高いものを選ぶ必要があります。

防水性、防塵性は「IP○○」という等級で表されます。これはJIS規格で定められたものです。ふたつの数字で表現され、左側の数字が防塵性能、右側の数字が防水性能です。防塵性能は0〜6までの、防水性能は0〜8まで等級があります。なお、防犯カメラの場合、最高等級はどちらも6です。できるだけ、等級が高いものを選ぶと安心です。

明るさ

どのくらいの明るさで撮影できるかも、防犯カメラ選びには重要です。

明るさを確認するには、「F値」を見ます。F値は、レンズ自体の明るさを表す値です。F値が低いほどカメラの映像は明るくなり、高いほど暗くなります。なお、防犯カメラの場合、F値が1.0〜1.5程度が一般的です。日差しの影響を受けやすい場所や、薄暗い場所で鮮明に撮影したい場合には、F値の低いカメラを選ぶとよいでしょう。

PTZ

「PTZ」とは、防犯カメラをリモートで上下左右に首振りできたり、拡大縮小ができるカメラのことを指します。

「PTZ」は、Panoramac(パン)、Tilt(チルト)、Zoom(ズーム)の頭文字で、
Panoramac(パン):画角の水平方向の移動のこと
Tilt(チルト):画角の垂直方向の移動のこと
Zoom(ズーム):ズームアップ、スームアウトのこと
の意味です。インターネットを経由し、パソコンやスマートフォンから遠隔でカメラの向きやズームなど、撮影範囲の操作が可能なシステムもあります。

防犯カメラを高所に取り付ける場合や、広い駐車場などから、車のナンバーなどをズームで確認するシーンに適しています。広範囲を自在に撮影したい方は、PTZ機能が搭載されたカメラを選ぶとよいでしょう。

電源供給

防犯カメラは、メーカーや機種によって電源供給が異なります。
電源供給の方法には、次のようなものがあります。

  • PoE式
  • 「PoE」とは、「Power over Ethernet」の略のことです。LANケーブルを経由し、電源を供給します。電源供給と映像を1本のケーブルで送受信できるのがメリット。外部電源は不要です。ただし、録画装置には電源が必要となります。

  • コンセント式
  • コンセントから電源を取ります。メリットは、電源切れの心配がないこと。デメリットは、近くにコンセントがない場合は、配電工事が必要となります。

  • ワンケーブル式
  • カメラの集中制御装置から映像伝送ケーブルで電力が送られ、動作します。こちらもPoE式同様、ケーブルが1本で済むのがメリットです。また、複数の監視カメラを動かすのにも適しています。デメリットは、レコーダーが若干高額なことです。

インターネット接続

防犯カメラには、アナログカメラとネットワークカメラがあります。アナログカメラは、アナログデータを出力・保存する形式です。

一方、ネットワークカメラは、デジタルデータを出力・保存でき、インターネット環境があれば、デジタル信号を用いて映像データを送信することができます。映像データを送信することができると、きれいな映像を配信できるのがポイントです。

屋外用監視カメラの種類

屋外用監視カメラには形状による種類があります。それぞれの特徴、メリット・デメリットを解説していきます。

ボックス型

ボックス型は、文字通り四角い箱のような形状をしています。見た目からすぐに防犯カメラ・監視カメラとわかるので、犯罪抑制効果が期待できるでしょう。

メリット:固定されているため、狙った場所をピンポイントに撮影できる
デメリット:不正を働く人にとっては、死角を特定しやすい、威圧感がある

ドーム型

ドーム型

半球のケースのなかにカメラが内蔵されていて、吊り下げ照明のような形状をしているのがドーム型です。タイプは大きく分けて、カメラのレンズが全方向に旋回するタイプと、画角が固定されているタイプがあります。どちらにせよ、いつ映されているかが判断しにくいため、不正を働く人が気づかないうちに撮影できます。

メリット:あまり目立たない、威圧感が少ない、死角ができにくい
デメリット:ボックス型よりもカメラが小さく、画像の質がやや劣る傾向にある

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目的・用途に合った防犯カメラを!

防犯カメラ・監視カメラには、さまざまな種類があります。目的、用途に合ったカメラを選ぶことが重要です。

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