フレキシブルな働き方ができるからこそ、日々モチベーション高く取り組める。 ソリューション事業開発センター IoTエンジニア 吉田 崇晃

パナソニックは、100年もの歴史の中で空質・空調テクノロジーを融合し進化させることで、お客様に新たな価値を提供してきました。当社では、社員一人ひとりが仕事だけでなく、プライベートも充実できるよう、働きやすい環境の整備に力を入れています。今回は、ソリューション事業開発センターにて、業務用空調機器とクラウドサーバとを接続するクラウドアダプタの開発に携わる吉田さんに、働きやすいポイントや、どんな人にパナソニックをおすすめしたいかなどを聞きました。

パナソニックに入社した理由と、現在の仕事内容を教えてください。

ものづくりに近いところでソフトウェア開発に携わりたいという気持ちが大きく、実際の就職活動の時にもメーカーメインで就職先を探していました。その中でもパナソニックに興味を持ったのは、当時自身が所属していた研究室の先輩の中に、パナソニックでリクルーターをされていた方がいたことが大きな要因です。その方から、「今は毎日定時で帰れてるし、子どもの面倒も見れてるよ」「目的や理由があれば、基本的に自分のやりたいことは通る会社だから」といった話を聞いていたり、何よりもその先輩本人がとても楽しそうにそのお話をされている様子を見たりしているうちに、ぜひこの会社で働きたいなと思うようになり、実際に入社するに至りました。
現在は、業務用空調機器とクラウドサーバとを接続するクラウドアダプタの開発を担当しています。具体的には、空調機器を開発している方々と、クラウド上で動くソフトウェアを開発している方々の双方と会話をしながら、アダプタの使用や機能を決めていくというのが主な役割となります。その後は、自ら手を動かしてソフトウェアをつくるパターンがあったり、開発パートナーである他社に業務を委託するパターンがあったりするのですが、現在の私はその半々を担っています。

パナソニックで働くやりがいや醍醐味は何ですか?

社内外、各方面のプロフェッショナルと会話をしながらものづくりができるこの環境自体に、クラウドアダプタ開発ならではのやりがいや楽しさを感じています。というのも、これまでの業務用空調機器は建物の中で閉じたシステムだったと言いますか、ビルの中にコントローラーがあり、ビル内の空調機器を操作できるという仕組みになっていました。それがクラウドアダプタによって、ビルから遠く離れた場所からでも、ビルの空調機器を操作することが可能になります。他にも、一つの場所から管理している複数のビルの空調機器を操作することも可能です。ただし、こういったクラウド上にあるものと現場にあるものとを繋ぐアダプタの開発は、かなり幅広い知識が必要になります。そのため、多くの関係者や各方面のプロフェッショナルと、必然的にコミュニケーションを取ることになるんです。
もう一つポイントを挙げるとするなら、パナソニックにはメーカーとして“モノ”を製造販売している事業部がもちろん多くありますが、現在私が携わっているのは、“モノ”売りではなく“コト”売りをしようとしている組織。そういう意味では、パナソニックにおける新たな領域にチャレンジしている楽しさも日々味わえていますね。

パナソニックの「ここが働きやすい」
と思うポイントを教えてください。

特に、フレキシブルな働き方を実現できるところだと思っています。フルフレックス制度のもとで、例えば、「今日の午前中は会議がメインだから家で仕事しよう」「昼からは機器を触りながら確認したいことがあるから出社しよう」ということも可能です。もちろんその逆で、午前中だけ会社に来て、午後は家で会議をするといった働き方もできます。私自身は担当している仕事上、ある程度の出社が必要なポジションですが、それこそクラウドのソフトウェアを開発しているメンバーの中には、すでに出社が月一回あるかないかという方も。成果さえ出していれば、働き方が個々人の裁量に任されているというのは、個人的にかなり魅力的なポイントだと思っています。加えて、有休の取りやすさなども、働きやすさに直結していると思います。日頃から、プロジェクトに携わるメンバー同士の連携がしっかり取れているからこそ、そういった働き方も可能になっていると言えるのではないでしょうか。

吉田さんが、仕事とプライベートを両立する上で
心掛けていることはありますか?

まずは大前提として、仕事を持ち帰らないということを心掛けています。逆を言えば、プライベートでそれだけの時間を確保して、好きなことや学びたいことにしっかり時間を使えるようにしているんです。個人的には、プライベートでは全然仕事に関係ないことにアンテナを張ることを大切にしています。なぜなら、仕事をしていると基本的には自分の専門分野にしか目がいかなくなってしまうので、他の世の中の技術の流行に取り残されてしまうのではないかと思っているからです。ちなみに最近では、画像を作り出すようなAI技術の話題なんかが自分の中ではホットだったりしますね。仕事でもプライベートでも、「ここまでにこれくらいのことをやろう」と、はっきり目標設定をすることが大切だと思っています。

どんなソフトウェア人材に、
パナソニックの空質空調事業をおすすめしたいですか?

幅広い人とやりとりをしながら、自らのスキルを活かして開発を進めることに楽しさを感じられる人には最適な環境だと思っています。加えて、先ほどあげた働き方に裁量のある環境のもとでで、仕事もプライベートも充実させたいという方にもピッタリだと思いますね。フルフレックスという環境だからこそ、例えば、朝夕の時間にお子さまの送り迎えをすることも出来ますし、子どもの学校の行事に参加することも、しっかりスケジュールを組めばできないことではありません。各部門の上司の方々も、「何かあればいつでも相談してほしい」と言ってくれますし、会社全体として、社員たちが働きやすいように環境整備を進めてくれているんだなというのはとても感じますね。

最後に、今後挑戦していきたいことを教えてください。

クラウド上のソフトウェアからお客様のところにある”モノ”を扱うためには、クラウドアダプタのようなエッジデバイスが欠かせません。エッジデバイスを通してデータをクラウドに上げたり、クラウド上のソフトウェアから空調機を操作するためには、クラウド技術、ネットワーク技術、空調機器との通信技術などを身につけていく必要があります。これらは今後より求められていく技術であり、空調機以外、例えば換気機器なども同じクラウドソフト上で扱えるようにしていこうという話もあります。今後はそういった新規開発においても、自身のスキルを発揮できればと思っています。

1日のスケジュール ~出社/在宅併用の日の場合~ ・9:00 - チームの進捗報告/課題共有 午前中はリモートで対応可能な業務を中心にすすめます。・10:00 - 資料作成/設計業務等・12:00 - 出社しつつ昼休みはソラマチ内でランチ!・12:00 - 実機を使ってテスト/資料作成 業務上欠かせない実機でのテストは出社して作業します。在宅で行う仕事とバランスをとりながらフレキシブルにスケジュールを調整できます。・17:00 - ちょっと休憩・18:00 - 帰宅

PROFILE

ソリューション事業開発センター
IoTエンジニア

吉田 崇晃

2018年、パナソニックに新卒入社。CNS社(現コネクト社)のストレージ事業開発センターにて、光ディスクを用いたストレージシステムのミドルウェア開発を担当。その後2021年4月より、空質空調事業のソリューション事業開発センターにて、業務用空調機器とクラウドサーバとを接続するクラウドアダプタの開発に従事。

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