空質空調事業のテクノロジーを
更に革新・融合し、
当社独自の付加価値を
提供します。
空気浄化
帯電微粒子水
空気中の目に見えない水分を集めて高電圧を加え、ナノサイズの水粒子を生み出す技術です。この水粒子は電気を帯びているため帯電微粒子水と呼ばれ、様々な物質に作用しやすいOHラジカル(高反応成分)を含んでおり、ウイルス・菌の抑制や脱臭に効果を発揮します。
次亜塩素酸
IAQ(Indoor Air Quality:室内空気質)7要素のうち除菌・脱臭を担う技術として、「次亜塩素酸」を活用する技術をパナソニックは研究しています。確かな効果を安全に得るために、さまざまな物質・条件で試験を進めています。
省エネ
ファンモータ
施工状態に関わらず、設計値通りの風量に自動調整できる独自のモータ制御技術により、安定した換気風量と省エネを実現。静音・小型構造で換気や空気浄化機器に最適化されたファンモータです。
熱交換気システム/熱交換素子
冬は暖かい室内空気から熱と水分を回収し、新鮮な外気を暖めて調湿してから室内に導入。夏は空調で調温した室内空気で、外気を冷やしてから室内に導入。独自の熱交換素子で適量の換気を行いながら空調ロスを最小限に抑えることができます。
調湿・水浄化
遠心破砕加湿技術
回転する円筒状のドラムから、円周方向に高速で吹き出した水を壁面にあてて破砕することで、空気を加湿する技術です。回転数を変化させて加湿量をコントロールしたり、次亜塩素酸水を用いて空気の除菌をすることができます。
研究開発拠点
大泉拠点
業務用空調における開発・製造の要
快適、省エネ、環境対応を差別化技術として、様々な空調ニーズに応える豊富な業務用空調のラインアップをご用意しています。その開発・製造を担うのが、群馬県・大泉拠点。人と地球の未来のために、より良い空間価値を創造するとともに 社会課題の解決に貢献することを目指します。
IAQ検証センター
業界初※1ジア環境BSL2試験室を設置
品質を支えるインフラ強化の新たな取り組みとして、愛知県春日井市に次亜塩素酸の効果や安全性を検証する「IAQ検証センター」を22年4月に設立。
同センターでは、次亜塩素酸の研究を進め、今まで高精度な検証が困難であった実使用を模擬した空間での浮遊菌への除菌効果など、より高度な検証をおこないます。
※1 国内の空調・換気業界で、Biosafety Level 2を備え、室内の温湿度と気体状次亜塩素酸濃度を制御できる設備として。(2022年1月12日現在。当社調べ)
草津新棟
最先端の研究設備で省エネ技術を開発
滋賀県草津市に空調・給湯・暖房事業の研究開発の中心となる草津新棟を23年5月に設立。
カーボンニュートラル実現に向けて環境に配慮した技術開発を強化するため、最先端の研究設備を導入しています。また、建物には当社製の空調・換気・照明などの省エネ製品を採用し、ZEB Ready※2の認証を取得しました。
※2 再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量削減に適合した建築物。