社会が求めるニーズのど真ん中を捉える、空質空調事業ならではのインパクト。 ソリューション事業開発センター アプリケーションエンジニア 久田見 拓

パナソニックは、100年もの歴史の中で空質・空調テクノロジーを融合し進化させることで、お客様に新たな価値を提供してきました。日本国内にとどまらず、世界規模でインパクトの大きい仕事に携われる点も、パナソニックの魅力の一つです。今回は、欧州地域に向けたA2Wのスマートサービスの開発、保守運用業務に携わる久田見さんに、パナソニックならではの仕事のダイナミックさ、そして今後の野望などについて話を聞きました。

パナソニックに入社した理由と、現在の仕事内容を教えてください。

就職活動をしていた頃から、日々の生活に近いところでお役立ちできる商品やサービスに携わる仕事がしたいと考えていました。数ある企業の中でもパナソニックに魅力を感じたのは、やはり家電という商材が誰しもにとって身近な存在であると思ったからです。加えて、日本国内のみならず、海外に関わる仕事がいつかしてみたいという思いも持っていました。現在に至っては、欧州地域において何十ヶ国にも展開されている商材に携われていますので、実際に自分がやりたかったことと、非常にマッチした仕事ができているんじゃないかなと思っています。
具体的には、「Air to Water」(以下A2W)というヒートポンプ式温水暖房機を遠隔で操作するBtoC向けサービスと、お客様のA2WをメンテナンスするBtoB向け監視・モニタリングサービスにおける、クラウド/IoTの技術を用いたソフトウェア開発・システム開発を担っています。日本では使われていない商品になるためイメージしづらい方もいらっしゃると思いますが、端的に言えば、家の中に張り巡らされた配管に温めた水が回ることによって、お部屋自体を暖めるというもの。この水を温める熱源を、ヒートポンプ技術によって省エネ化できることが、A2Wの大きな特徴です。環境意識が高い欧州では非常にポピュラーで、補助金を整備している国もあるほど、現在欧州では伸びている商品になっています。

パナソニックで働くやりがいや醍醐味は何ですか?

入社理由にも繋がりますが、やはりお客様の生活に直結する商品に携われるところだと思います。特に空調機器は現代の生活に欠かせないものとなっており、家庭用から業務用まで多くの人の生活に寄り添って貢献しています。グローバルで急速に普及が進む中、各地域の生活に直結する仕事ができるやりがいは、当社ならではです。また、エネルギーコストへの注目が集まっている昨今、欧州の様々な国・地域でA2Wへの注目が高まっています。環境問題やSDGs、サステナビリティといった社会的関心やニーズに対して、まさにど真ん中のソリューションを生み出しているので、自身の社会的関心と仕事とを結びつけやすいという意味でも、魅力は大きい職場と言えるのではないでしょうか。

特に「インパクトの大きい仕事に携われた」
と感じたエピソードを教えてください。

社会に対するインパクトの大きさは、A2Wの事業規模が拡大し、実際に我々のIoTサービスを利用頂く方が急速に増えているという事実から、日々実感していますね。

特に印象に残っているのは、2018年にBtoBサービスをリリースした時のことです。それまではBtoC向けのサービスのみの展開であり、サービスの利用対象者や提供機能は限られたものでした。それが2018年にBtoB向けのサービスを展開したことで、IoTサービスとして飛躍的な発展を遂げることができ、「事業として大きなターニングポイントを迎えることができたな」と実感しました。
最近では、我々のIoTサービスとしてのアップデートはもちろんのこと、外部企業のアプリケーションとの連携を実現することで、お客様への新しいお役立ちを果たしています。社内だけに留まらず、他社も巻き込んだサービス展開を加速させることで、これまで以上に自身の仕事がお客様の生活に貢献する機会が増える可能性があると感じます。
「世の中に求められている」「これからどんどん伸びていく」という確信をもってサービス開発に携われるやりがいは、自分自身のモチベーションにも直結していますね。

なぜ、それほど社会的意義の
大きい仕事を実現できるのでしょう?

やはり社会のニーズにマッチしている点が大きいと思います。特にエネルギー問題、カーボンニュートラルといった領域は、世界的に注目が高まっている背景もあって、そこに貢献できるテクノロジーを開発すれば、それだけ社会に対するインパクトも大きくなるのは必然です。加えて、空調機自体がエネルギーを多く使う商材でしたので、そこでのエネルギーマネジメントをより効率化・省エネ化できれば、社会からの関心も高まります。特に欧州地域は、環境問題やエネルギー問題に敏感な“環境先進国”とも言える地域。そこでのニーズに対してアプローチできる仕事は、それだけダイナミックかつ意義の大きいものと感じます。

どんなソフトウェア人材に、
パナソニックの空質空調事業をおすすめしたいですか?

まず、自らの生活や周りの大切な人の生活をより良くするためにはどうしたらいいかを考えるのが好きな方。そして、その課題解決のために、ソフトウェアやクラウドといった最先端技術を活用したいという方には、特にやりがいある環境だと思っています。単にソフトやサービスをつくるだけではなく、近しい人たちの生活に直結するソリューションをつくりだす仕事と捉えれば、きっと、そのやりがいの大きさや楽しさを感じていただけるのではないでしょうか。加えて、エネルギー問題をはじめとする社会課題に対して関心を持ち、解決に導きたいという強い意志を持っている方にも、きっとピッタリの環境です。

最後に、今後挑戦していきたいことを教えてください。

自身が欧州向けの商品・サービスを担当していることもあるのですが、近い将来には欧州現地に行って、肌感覚で現地のニーズを感じ取り、実際の開発にも活かしていけたらと考えています。そして将来的には、IoTサービスを使った新規ビジネスを、欧州現地で立ち上げるような取り組みにもチャレンジしたいです。環境先進国の中で、環境に直結する新たな事業やソリューションをつくりだすというチャレンジは、決して簡単なものではありません。しかし逆を言えば、欧州で認められれば、他の国や地域でも確実に展開していけるものになると考えています。
大きな挑戦で難しい道ではあると思いますが、より多くの方々の生活に貢献することを目指し、色々なことに挑戦していきたいと思っています。

1日のスケジュール ~在宅ワークの日の場合~ ・9:00 - 設計確認/資料作成/問合わせ対応など 開発についての打ち合わせが多いため在宅ワークが中心です。・12:00 - 昼休憩・13:00 - セミナー参加 時にはインプットの時間も設けています。・16:00 - 開発会議(A2W&海外エアコン) 海外プロジェクトに携わっています。・16:00 - 問い合わせ対応など・19:00 - 終業

PROFILE

ソリューション事業開発センター
アプリケーションエンジニア

久田見 拓

2013年、パナソニックに新卒入社。日本国内向けルームエアコンのソフトウェア開発を担当した後、2016年より、空質空調事業にて、「Air to water」のBtoC向けサービスおよびメンテナンス業者向けBtoBサービスの開発・保守運用業務に従事。

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