ペットの保険のコラム
ケンネルコフってなに?
目次
どんな病気?
呼吸器感染症の総称で、複数の病原体(ウイルスや細菌)が鼻から気管支までの呼吸器に感染して起こる病気
犬伝染性呼吸器疾患、犬複合伝染性呼吸器疾患と呼ばれることもあり、呼吸器のどこにどんな病原体が感染するかによって症状がやや異なるものの、多くは乾いた咳が出ます。感染力が強く、免疫が未熟な若い犬、シニア犬や病気などにより免疫が低下している犬にかかりやすい傾向があります。
おもな原因
パラインフルエンザウイルスとボルデテラによる感染がおもな原因です。
複数のウイルスや細菌が病原体になりますが、ボルデテラ菌への感染は、生後12カ月以下の犬で起こりやすいといわれています。
主な病原体
● 犬パラインフルエンザウイルス
● ボルデテラ菌(気管支敗血症菌)
● 犬アデノウイルス2型
● 犬ヘルペスウイルス
● 犬ジステンパーウイルス
● 犬呼吸器コロナウイルス
● 犬インフルエンザウイルス
● 犬ニューモウイルス
● マイコプラズマ
発症しやすい犬は・・・
●2才未満の犬
免疫力が未熟な子犬、若い犬がかかりやすい病気です。
●免疫が低下している犬
シニア犬や闘病中の犬など、免疫力が弱くなっている犬も注意が必要です。
主な症状
急に立て続けに出る甲高い咳が特徴です。
● 甲高く乾いた咳
● 鼻汁
● カーッという吐くような音を伴う咳
● クシャミ
● 目ヤニ など
のどの腫れが強く痛みを伴うと・・・・・・
・食欲不振
・吠えなくなる など
基本的には元気も食欲もあって、全身状態は良好なケースが多いです。
まれに重症化して肺炎を起こすことも。
感染力や感染経路
とても強い感染力で飛沫・エアロゾル・接触感染します。
ケンネルコフの感染力はとても強く、潜伏期間は3〜10日です。感染犬と直接ふれあわなくても、咳やくしゃみによる飛沫、空気中に漂う微細な粒子(エアロゾル)、さらには鼻水や唾液が付着した物品を介して感染することがあるため、十分な注意が必要です。
感染している犬と体がふれあわなくても、飛沫やエアロゾルにより感染します。
治療法
症状の緩和を目的にネブライザー療法を行うことも。
咳が軽度で元気や食欲もあれば、安静や水分補給などのケアのみで経過をみることもありますが、治療する場合は、咳や鼻、のどの違和感や不快感を緩和し、回復を助ける目的でネブライザー療法を行います。免疫が未熟な子犬や免疫が弱いシニア犬、全身状態が悪化している犬などに対しては、抗生剤による治療を行うことがあります。
さらに、眠れないほどの咳が続く場合は、気管支拡張剤や咳止めの薬を使うことも。咳止めの薬については、使うことで逆に症状を長引かせる要因にもなることから慎重な判断が必要です。
注:この記事は、アニコム損害保険株式会社が提供する「アニコムどうぶつNEWS_2026年2月号」の内容です。
取扱代理店:パナソニック保険サービス株式会社
引受保険会社:アニコム損害保険株式会社






