ペットの保険のコラム

余計なストレスは大敵!
猫との引っ越しで注意したいポイント

Animals at home. Dachshund chihuahua and shih tzu mixed dog relaxing on bed on woolen blanket indoor

目次

     春は引っ越しシーズン。人間にとっては新生活が始まる一大イベントも、猫にとっては急に生活環境が変わってストレスになってしまうことも。猫と一緒に引っ越しをするときに、気をつけたいポイントをまとめました。

    引っ越しの期間は、知人やペットホテルに預けて

    引っ越し当日の慌ただしい環境は、猫にとってストレスです。

    引っ越し当日の慌ただしい環境は、猫にとってストレスです。

     引っ越し当日はたくさんの人間が家に出入りして大きな物音が出るため、猫にとってかなりのストレスになります。また、引っ越し作業の際はドアが開けっ放しになることも多いので、脱走のリスクもあります。

     余計なストレスを猫に与えないためには、知人や親族の家、もしくはペットホテルに預けておくことをおすすめします。
     もし自宅で過ごすのであれば、バスルームにケージごと移動させましょう。四方を壁で囲まれたバスルームなら比較的静かで、猫も落ち着いて過ごせます。

    車、バス・電車、飛行機……、新居までの移動手段は?

    自家用車での移動も、脱走防止のため必ずキャリーケースに入れましょう。

    自家用車での移動も、脱走防止のため必ずキャリーケースに入れましょう。

     猫と一緒に引っ越しをするとき、特に気をつけたいのが移動方法です。乗り慣れない自動車や長時間の電車での移動は、猫にとって精神的にも肉体的にも大きな負担となってしまいます。
     移動手段ごとに事前準備をしっかりとして、少しでも快適に移動できるようにしてあげましょう。

    1. 自動車

      車で移動する場合は、慣れた自家用車であってもキャリーケースに入れましょう。自家用車がない場合は、猫と同乗できるタクシーなどを利用するケースもあります。ただし、同乗できるサイズや重量などに制限がある場合もあるので、事前に確認をした上で予約をするのが良いでしょう。

    2. バス・電車

      バスや電車で移動する場合もキャリーケースに入れますが、人が多い場所では猫が騒いでしまうこともあるので、カバー付きやバッグタイプなど、外が見えないタイプのキャリーケースの方が猫にストレスを与えません。
      バス会社や鉄道会社によって、持ち込めるサイズや重量、料金が異なりますので、事前に確認しておきましょう。

      例:JR東日本の場合(車内に持ち込めるもの)

      • 長さ70センチ以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が90センチ程度のケースにいれたもの
      • ケースと動物を合わせた重さが10kg以内のもの
      • 駅の改札口で「普通手回り品きっぷ(280円)」を購入
    3. 飛行機・フェリー

      飛行機では、他の乗客の荷物と一緒に輸送されます。

      飛行機では、他の乗客の荷物と一緒に輸送されます。

      飛行機でペットを移動させる場合、航空会社によっては事前予約が必要です。必ず確認しておきましょう。
      飛行機では、ペットはキャリーケースに入れて貨物室で過ごします。温度や湿度は管理されていますが、振動や騒音もあり、猫にとってはストレスの多い環境です。給水器やマット、毛布などを入れて、少しでも良い環境で過ごせるようにしてあげましょう。
      離島などに引っ越しする場合はフェリーで運びますが、陸路や空路に比べてかなりの時間を要します。中には広いペットルームを完備しているフェリーもあるので、事前に確認してみてください。

    4. ペットの輸送専門業者に依頼

      もし飼い主さんと一緒に移動できない場合は、ペットの輸送を専門に手がけている業者に依頼する方法もあります。
      人間からすれば大したことではない距離の移動でも、猫にとっては大きなストレスです。猫の年齢や体調、持病の有無などによって最適な輸送方法は変わってきます。かかりつけの病院があれば、乗り物酔い対策なども含めて、具体的な移動方法についても相談してみてください。

    新居の環境には時間をかけて慣れさせる

    お気に入りの毛布やぬいぐるみで、リラックスできる環境を作ってあげましょう。

    お気に入りの毛布やぬいぐるみで、リラックスできる環境を作ってあげましょう。

     いざ新居に到着したら、荷物の開封や家具の配置で騒がしい部屋からは遠ざけて、落ち着いた場所にケージを置いてしばらく様子を見ましょう。移動でのストレスと疲労もたまっている状態で見知らぬ環境にいると、パニックになってしまう恐れもあります。脱走防止のために、戸締まりは忘れずに。

     猫を落ち着かせるコツは、これまでの住宅と同じ環境を再現することです。猫自身の匂いがついたおもちゃや毛布などの愛用品を渡して、安心させてあげましょう。まずはリビングなど、猫が普段過ごす部屋の環境に慣らしてから、次はベッドルーム……というように、時間をかけてゆっくりと新居に慣れさせていきましょう。

     引っ越してからしばらくは、脱走を防ぐために戸締まりを怠らないように。猫が以前の家に戻ろうとして、新居に帰ってこれなくなるケースもあります。

    マイクロチップのデータ変更も忘れずに

     猫にマイクロチップを埋め込んでいる場合は、住所変更の手続きを忘れずにしておきましょう。変更は「動物ID情報データベースシステム 登録情報変更申請フォーム」から行えます。

     マイクロチップを装着していない場合は、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

    お引っ越しは脱走リスクが高まります。マイクロチップで迷子防止を!

    引っ越しは脱走リスクが高まります。マイクロチップで迷子防止を!

     騒音や交通機関での移動、急激な環境の変化など、猫にとって引っ越しはあまり嬉しいものではありません。少しでも猫にとってストレスの少ない環境で引っ越しをするためには、事前に入念な計画を立てて、必要な情報を調べ、時間に余裕を持って行動することが大切です。

    注:この記事は、2018年3月にアクサ損害保険株式会社が運営する「いぬと暮らす、ねこと暮らす」のサイトで紹介された内容です。

    取扱代理店:
    パナソニック保険サービス株式会社

    引受保険会社:
    アクサ損害保険株式会社

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    記事はアクサ損害保険株式会社が企画・制作した記事の他、外部提携先の責任において編集・執筆した記事が含まれています。
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