くるまの保険のコラム

新卒社員が知っておくべき、団体扱自動車保険

社会人になったら実現したいことのひとつとして、「マイカー購入」を考えている方も多いのではないでしょうか。社会人になると、車の仕様や価格は意識するものの、所有にともない発生する費用や保険については、あまり認識がないのが現状のようです。ここでは、自動車保険について、またお得な契約方法についてお伝えします。 ★この記事は約5分で読めます。

社会人になったら「マイカー購入」~夢の実現とともに考えたい自動車保険

学生時代は親の車を使用していたか、レンタカーやカーシェアリングを利用していたという方も多いでしょう。社会人になって給料が入るとマイカーを検討し始めるのではないでしょうか。

これまでの人生のなかでもっとも大きな買い物かもしれません。学生時代から購入する車を決めていたという方もいますし、初任給以来貯めてきたお金で購入できる車を探している方等さまざまでしょう。マイカーローンで購入するケースもあるでしょう。いずれにしても、初期費用とともに、駐車場費用、税金、自動車保険等、車の維持管理に関する費用が継続的に発生することは知っておきたいものです。

強制加入の自賠責保険のほかに、任意での自動車保険を契約することが重要です。任意とはいえ、自動車保険は、「他人や他人の物に対する補償」「自分に対する補償」「車に対する補償」の3つで構成され、それぞれ、もしものときのために備えておくべきです。

検討にあたって、どの補償をどのくらい担保すべきかについては、判断しづらく、補償内容によって保険料の負担が大きく変動することから悩むことが多いかもしれません。最近では、インターネットで一括見積できるサイトなどが充実していますが、よくわからないまま「安い」保険料を選択することは避けたいものです。内容について理解したうえで、検討することを心がけましょう。

団体扱制度を上手に使おう

お勤め先に制度がある場合には、ぜひ「団体扱自動車保険制度」の活用をおすすめします。この制度を活用すると、一般的な自動車保険よりも安価な保険料で、手厚い補償を契約することができる可能性があります。割引率は企業により異なり、割引率の大きい企業では20%以上の割引率を適用できる場合もあります。

実際には、団体扱割引が適用される特約と適用外の特約等、単純な計算で保険料が算出されるのではありませんが、大まかには、月負担1万円(年間12万円)の自動車保険の負担とすると、10%割引適用で月負担1,000円(年間10万8,000円)と年間で1.2万円の節約になります。また、割引を活用することで、もともと支払っていた年間12万円の保険料をそのままに、特約を追加する等、充実した補償内容に引き上げることも可能です。

注意点としては、契約者が退職する等の場合では、契約内容の変更の手続きが必要となり、団体扱割引の適用ができなくなる場合もあります。

今すぐ会社に確認を

まずは、お勤め先の「団体扱自動車保険制度」有無の確認から始めましょう。夢の実現にむけて、少しでもお得な情報が得ることができれば、経済的な面だけでなく、精神的にも余裕ができます。

人生において、短期的な解決策だけでなく、中期的、長期的視野で物ごとを考える習慣をつけたいものです。マイカー購入は、大きな買い物だからこそ、今後に向けたライフプラン、ファイナンシャルプランニング(資金計画)を考える機会としたいですね。

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