地域全体で未来に活躍できる子どもたちの育成をサポート

千葉県流山市は、都心へ電車で20分という距離で豊かな自然が多く残る「都心から一番近い森のまち」として親しまれています。
近年住民数が増えており住宅・施設環境の改善が進められている中、市と市民が一体となり活動・運営し、まち全体で未来ある子どもたちを育む取り組みをしています。

導入に至った経緯

近年猛暑の影響により、文部科学省「学校環境衛生基準」で規定された室内適温28℃を超え、35～40℃の中で授業を行っていました。そのため、生徒の体調管理・授業進行に影響を与えると判断し、学習環境の改善を目的として空調機器の採用を決定。環境性・経済性・定期的なメンテナンス対応等の点から総合的に判断しGHPの採用に至りました。
元々学校は避難所の指定を受けており、避難者のうち高齢者や乳幼児・妊婦の方が少しでも快適に過ごせるように、電源自立型GHPを全学校に導入しました。非常時にはテレビ・パソコン・プリンター・携帯電話の充電等の電源として活用していく予定です。
また教室の使用頻度に差があるため、ムダなエネルギーを使ってしまうのではないかと不安がありましたが、同時に採用したe-CUTコントローラーの設定温度自動リターンモード・消し忘れ防止モードを活用したことで、ムダなエネルギーを使わずに空調を使用することができ、とても有効な機能だと感じています。

導入後のご感想

「快適な環境で授業ができ、授業も効率が上がった」「体調不良を訴える生徒が減った」等のコメントが多く、生徒だけではなく、ご父母・教職員にも好評です。教室内の既存扇風機も併用し、温度を均一に保てるようにしています。空調機の故障、騒音・振動、近くにお住まいの方からの苦情等は一切なく、順調に稼働しています。
ある中学校では、校内の電気工事で停電が発生した時に教室内で部活動をすることになりましたが、エクセルプラスがあるので快適に活動できました。また、各学校が独自に発行している「学校だより」では空調機が導入されたことによる学習環境の改善を記事にしており、大変喜ばしいことだと思っています。
ムダなエネルギーを使わないよう教職員は空調のON/OFFには気を遣っていますが、消し忘れてしまった教室があってもe-CUTコントローラーが一定時間で消してくれるので安心です。

ガス会社様のコメント

流山市では避難所における非常時のエネルギー源としての太陽光発電と、学習環境改善のための空調導入が併行して検討されていましたが、夜間のエネルギー確保が課題となっていました。「昼夜問わず稼働し非常時でも運転できる機器」として両条件を満たす商品である電源自立型GHPを提案、ご採用いただきました。
またムダな空調運転を心配されていたため、e-CUTコントローラーをご提案。e-CUTコントローラーは必要な機能を兼ね備えていながらもシンプルでローコストな商品であるため、理解しやすく提案もしやすかったです。