関西大学 高槻ミューズキャンパス 様
- -教育施設納入事例-
コージェネ廃熱を熱源に有効活用する「ジェネリンク」を採用し、地域社会と共生するエコキャンパス
コージェネ廃熱を熱源に有効活用する「ジェネリンク」を採用し、地域社会と共生するエコキャンパス
駅前の好立地を活かし、初等部から大学院までの一貫教育を実現。
地域解放でまちづくりにも寄与する社会貢献型都市キャンパス。
関西大学 高槻ミューズキャンパス様は、JR高槻駅北東部の「MUSEたかつき」地区の開発に先立ち、2010年4月に開校されました。
大阪から京都の中間の駅前という好立地にあり、日本初となる社会安全学部や、初等部から大学院までの一貫教育など、特色あるカリキュラムで運営されています。
また、地域に開放された施設を備え、高槻市の提唱する「安全・安心なまちづくり」に寄与し、地域との一体化をめざしたキャンパス作りが行われています。
- 所在地
- 大阪府高槻市白梅町7-1
- 開設
- 2010年4月
- 敷地面積
- 17,454m2
- 規模
- 地上13階建(西館・東館)、地上4階建(北館)
- 延床面積
- 53,034m2
- 基準冷暖房供給時間
- ジェネリンク年間540時間、吸収式年間880時間
- ホームページ
- www.kansai-u.ac.jp/Fc_ss/
設置写真
廃熱の有効利用で、キャンパス全体の快適空調と環境対応を両立
空調は、廃熱投入型ガス吸収冷温水機(ジェネリンク)とガス吸収冷温水機、また施設の特性に合わせパッケージエアコンも設置。
ジェネリンクにはコージェネレーション設備から廃熱が投入され、エネルギーの有効活用による省エネを推進し、環境負荷低減に貢献しています。
納入機器
機器名称 | 品番 | 納入数 |
---|---|---|
廃熱投入型ガス吸収冷温水機(ジェネリンク) | BUWL-WE300FGP | 2台 |
吸収冷温水機 | BUW-PE280FGPL | 1台 |
パッケージエアコン(ビル用マルチ) | SPW-CHDXP280BN | 1台 |
SPW-CHXP160BN | 4台 | |
SPW-WXP900BN | 2台 | |
パッケージエアコン各種室内機 | - | 78台 |
エアコン | SAP-ZK28X(W) | 1台 |
当社の厨房機器も多数ご採用いただいています
高槻ミューズキャンパス様の環境貢献・省エネ施策
コージェネレーションシステムの採用や、空調熱源への廃熱利用の他にも、高槻ミューズキャンパス様では太陽光発電・風力発電・屋上緑化・雨水利用設備等の取り組みにより、「大阪府建築物環境配慮評価システム」において最高ランクSを達成されています。
またBEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)で省エネを推進し、検証ではエネルギー消費量、CO2排出量共に18.6%の削減と算定されています。
関西大学 高槻ミューズキャンパス施設概要
関西大学 高槻ミューズキャンパス様は、初等部・中等部・高等部のある東館、大学・大学院のある西館、武道場・プールなどのある北館の3棟で構成されています。
一般の方も利用できるレストランや児童図書館、さらに防災対応設備など、世代を超えた交流拠点としての機能を果たしています。