大阪府八尾市で開業するチーリン製菓様は、ラムネ・ガム・ミンツ・チョコレート等、子供に親しまれるお菓子を多く持つ製造会社です。幅広い商品展開で、夢のある商品づくりを目指し生産・販売をされています。

導入に至った経緯

昨年の震災を受け、原発停止による電力需給不足が持ち上がり、関西電力管内でも夏前から計画停電を実施する動きになりました。
もし停電になった場合、お客様にご迷惑をかけないよう営業する準備を第一に考え、先ずは生産工程や従業員のシフトの見直し等を実施し最低限停電等不慮の状況にも対応できる体制づくりに努めました。
次に、お菓子の品質を保つ為、倉庫は常に温度を保つ必要があり、停電や猛暑等外部環境に左右されない空間作りが課題でした。そのような背景を受け、インターネットの情報を元に、空調機器についてガス会社様へ相談しました。

ご採用のポイント

商品保管倉庫の既存空調機は、消費電力量が高く、老朽化も進み、冷暖房能力低下による不安感もあり、倉庫全体の環境も含め、一度空調機について見直すいい機会でもありました。
そこでガス会社様より、「停電時でも運転できる新しい空調機の紹介」と「熱源がガスなので電気をほとんど使わず、節電にも貢献できる」、しかも省エネ機器による「ランニングコストの低減が図れる」など弊社にとってのメリットを具体的にわかりやすくご提案いただいたことが採用に至ったポイントです。

導入後のご感想

初期投資することは、大きな決断でしたが、お菓子の品質維持、停電になっても安心して営業できるようリスクヘッジにつながったことが何よりです。既存空調機の老朽化で冷暖房能力の低下を招き、倉庫内の作業環境も悪化傾向にありました。
GHP導入後、従業員からは、「カラッ」として快適な環境に変わったと喜びを語る声も出るほどでした。停電による操業停止対策を、会社と従業員が節電意識をもって、一体となって取り組んだ結果、お客様への信頼性アップと快適な職場環境を生み出すことができました。

ガス会社様のコメント

御施主様はBCP（Business Continuity Plan）に対する意識がとても高かったこと、節電に対して日頃から意識されていたことが、チーリン製菓様ご自身のCS向上につながったことと思います。
1日でも早く計画停電の心配から回避されたいという想いから、GHPエクセルプラスをご提案。GHPの良さをスムーズにご理解頂き、購入・設置を即決断されました。お陰様で、GHP供給のタイミングも合い、短期間での導入ができました。