名称 |
タイム・カプセル EXPO'70(日本語)
TIME CAPSULE EXPO'70(英語) |
埋設地 |
日本国 大阪市東区大阪城公園本丸跡
北緯 34°40′58″526 真北方向角 +0°16′5″8
東経 135°31′42″718 標高 31.159m |
埋設日 |
第1号機 西暦1971年1月20日
第2号機 西暦1971年1月28日 |
埋設個数 |
2個 5,000年後すなわち西暦6970年に開封する保存用の第1号機(下部に埋設)と、西暦2000年に第1回開封・再埋設し、以後100年ごとに西暦6970年まで同じことを繰り返す第2号機(上部に埋設)の2個 |
開封年 |
開封年参照 |
所有 |
日本国 |
管理 |
文部省 |
常設展示場 |
大阪市立博物館 大阪市東区馬場町(大阪城内)
………本体および収納品を展示
松下電器歴史館 大阪府門真市大字門真1006
………本体を展示 資料を保存 |
費用 |
直接経費 約2億円 |
主催 |
毎日新聞社
松下電器産業株式会社 |
後援 |
内閣総理府・外務省・文部省・通商産業省・科学技術庁・
日本万国博覧会協会・大阪府・大阪市 |
組織 |
タイム・カプセルEXPO'70委員会・技術委員会・
選定委員会・実行委員会・開発本部・小委員会 |
本体 |
形状 |
内径1m球形(つぼ形) |
内容積 |
約500,000立法センチメートル |
重量 |
1.74t(収納品を含む総重量2.12t) |
肉厚 |
35mm〜70mm |
材質 |
NTK−22AT(ニッケル、クロムを基調とした特殊ステンレス鋼) |
表面 |
サンドブラスト梨地仕上げ |
製造方法 |
特殊反転鋳造法 |
密封方法 |
内ぶた、外ぶたとも電気溶接 |
内部構造 |
29個のステンレス鋼小容器(内箱)に分割 |
ふんい気 |
アルゴン気体を充填 |
収納品 |
内容 |
現代文化を代表する物品と記録類 |
点数 |
2,098点 ●自然科学分野 742点 ●社会分野 686点
●芸術分野 592点 ●その他 78点 |
選定基準 |
(1)現代中心 (2)日本中心 (3)現物中心 |
選定方法 |
●選定委員推薦――――→選定委員会審議―→委員会決定
↑ ↑
●知名人アンケート―| |
●国内一般公募―――| 技術委員会意見
●主催者社内公募――| 実行委員会意見 |
記録類 |
印刷物 | 新聞、雑誌、単行本、パンフレットなど |
特殊印刷物 | マイクロブック、ステンレス食刻板、シリコン微細食刻板 |
写真 | マイクロフィルム、ダイ・トランスファー法カラー写真 |
絵 | 絵巻物 |
音 | ゴールデンレコード、磁気録音テープ |
映画 | |
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計器類 |
プルトニウム原子時計(タイム・キーパー)
最高最低温度計(タイム・カプセルの外に設置して埋設) |
収集基準 |
(1)市場で用意に入手できる平均的な品物
(2)特殊なもの以外は購入
(3)同種の品物は市場に多く出ている銘柄品
(4)同一の品物を4個収集 |
埋設 |
埋設方法 |
地下15mの埋設溝に、第1号機を下部、第2号機を上部に置き、独立して埋設 |
埋設構造 |
本体(容器)をステンレス鋼製の円筒形埋設管に密封し、さらにコンクリート保護体で3重に装備ただし、第2号機は保護体を簡易化した。 |
記念碑 |
ステンレス鋼製半球形のモニュメントを埋設地点の地上に設置。碑文台には本事業の趣旨を明記してある |