パナソニック内装建材が群馬県と森林整備に関する事業協定を締結
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社グループで住宅用木質床材や内装ドアなどを製造しているパナソニック内装建材株式会社 群馬工場は、地球温暖化を防ぐ森林資源の保全を目的として、群馬県と県有林の整備や保全を行う「県有林整備パートナー事業実施協定」を昨年8月31日に締結しました。また、昨年11月24日には、生育するマツなどの木々を除伐するなどの森林整備に必要な資金を同社が寄付する「県有林整備パートナー事業寄付金受納式」が実施され、同社から目録の贈呈と、群馬県からパートナー証書の授与が行われました。
パートナー証書の授与
今回の事業協定は、群馬県川場村の県有林の整備や保全を行うもので、2022年9月1日から2027年8月31日までの5年間の協定期間となっています。
また、川場村にある広さ2ヘクタールの協定地を「人と森林との関係が、今後も紡がれていくように」という願いを込めて「ぐんま つむぎの森」と名付けました。
同社の岸本社長は「この取り組みは創業以来70年もの間、当工場を支えていただいている群馬県への恩返しであると共に、日々多くの木材を使用している工場の責務であると考えています。今後も森林資源の保護を進め、ひとにも環境にもやさしいくらしの実現に向けた取り組みを発展させていきます」と語りました。
同社では、従業員を含め多くの人が林業や環境保全・保護について身近に考えていただけるよう、今後もこの活動を他拠点にも展開していきたいと考えています。
「ぐんま つむぎの森」看板と森林の様子