アジア:パナソニック スカラシップ アジア 2025年度の活動が各国・地域で本格始動
アジアの大学や職業訓練校で学ぶ学生を支援する奨学金制度「パナソニック スカラシップ アジア」の認定式が、フィリピン、インドネシア、台湾、マレーシアで開催され、2025年度の活動が本格的に始まりました。
本奨学金制度は、1998年にパナソニックグループ創業80周年記念事業として創設されたもので、現在は、カンボジア、中国、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、台湾、タイ、ベトナムで地域密着型の次世代育成プログラムとして展開されています。各国・地域の現地会社が主体となって行う認定式には、各社の経営層や、新奨学生のほか、大学校関係者、アルムナイ(過去の奨学生)らも参加しました。
フィリピン(主催:パナソニック マニュファクチャリング フィリピン)
フィリピンの州立大学で工学/工学デザインや会計学・経営学を学ぶ11人を認定。7月24日の認定式には、現在パナソニックマニュファクチャリング フィリピンの経理部門で働く過去の奨学生からビデオメッセージが届き、「このスカラシップに選ばれたことが人生の転機となり、やりがいのある現在の仕事につながっています」と語りました。

インドネシア(主催:パナソニック マニュファクチャリング インドネシア)
インドネシアの大学や工科大学などに通う21人を新たに認定。毎年、認定式は、パナソニック マニュファクチャリング インドネシア(PMI)の創業記念式典にあわせて実施しており、今年は7月28日に行われました。式典では、PMI社長の捧さんによる代表挨拶や大学代表者による来賓スピーチが行われ、さらにアルムナイからはお祝いの動画メッセージが届けられました。
参加者による記念撮影
捧社長による代表挨拶
奨学生たち
台湾(主催:パナソニック 台湾)
台湾の工学・技術系国立大学に通う10人を新たに認定。パナソニック 台湾では、希望する奨学生には、夏季休暇を利用した2か月のインターンシップの機会を提供しています。
認定式が行われた9月5日には、インターンシップ報告会も実施され、実践的な学びの成果が共有されました。

マレーシア(主催:パナソニック マネジメント マレーシア)
マレーシアのトップレベルの大学に通う5人を新たに認定。9月9日に行われた式典には、パナソニック マネージング マレーシア社長の細根さんなどの経営幹部に加え、アルムナイも参加しました。奨学生の代表者は「スカラシップは、私たちにとって、これまでの努力と献身が認められた証です。パナソニックに感謝すると共に、これからも自信を持って学び続け、社会に貢献する責任を果たしていきたい。」と決意を述べました。

順次、ベトナム、インド、タイ、カンボジア、中国でも式典が行われ、2025年度は9か国・地域で111人が奨学生として認定される予定です。
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