パナマ:従業員とその家族が海洋プラスチック問題を学ぶ

7月19日、Panasonic Latin America,S.A.(PLAT)の従業員とその家族は、パナマのマレア・ベルデ財団が運営する環境教育施設「カサ・デ・ワンダ」を訪問し、海洋プラスチック問題について学びました。
同財団は、パナマのフアンディアス川に水車型ごみ収集機「ワンダ」を設置し、プラスチックごみの回収・分別・再利用を通じて海洋汚染の防止に取り組んでいます。
「カサ・デ・ワンダ」はその活動の一環として設立された教育拠点で、地域の人々や子どもたちが環境問題について学び、実際の解決策に触れることができる場所です。

「ワンダ」は川の流れを利用した水車とソーラーパネルで動くごみ収集機。環境負荷を抑えながらも効率的にごみを回収。回収されたごみは同施設で分別され、再利用されている。(参考)AFP BBNews
同国沿岸部のマングローブは渡り鳥の重要な休息地となっていますが、専門家によると、パナマ市ではごみの30パーセントが収集されておらず、毎年約10万トンのごみが海に流れ込み、海洋汚染は深刻な脅威となっていると言います。
参加者たちは、施設の見学を通じ、水辺のプラスチックごみが生態系にどのような影響を与えるかを学び、細かな分別作業を行うことでごみが再利用され、海洋や埋め立て地への流出を防げることを実際に体験しました。

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