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2025.10.07   日本

片瀬東浜海水浴場(江の島)清掃活動のボランティアを実施

TOP250927江ノ島_集合写真650px.jpg927日(土)神奈川県の片瀬東浜海水浴場(江の島)にて、清掃活動ボランティアを実施しました。
海洋汚染の主な原因は、人間の活動によって発生するごみや排水だと言われています。世界では毎年800万トン以上のプラスチックごみが海に流れ込み、その多くが長い年月をかけて砕け、「マイクロプラスチック」と呼ばれる目に見えないほど小さな破片になります。
このマイクロプラスチックは、5ミリ以下の微細なプラスチック片で、魚や海鳥が誤って飲み込んでしまうなど、生態系への深刻な影響が懸念されています。国連の報告では、2050年には海のプラスチックごみの量が魚の量を上回るとも予測されています。
一見すると綺麗に見える海にも、こうしたごみは確実に存在しています。今回、私たちが清掃活動を行った江の島の海岸にも、街を流れる境川・引地川・相模川を通じて、さまざまなごみが流れ着いていました。その約7割が、内陸部から運ばれてきたものだといわれています。

本取り組みは、「海の豊かさを守るためにみんなで海ゴミを拾おう!」と題して、江の島の海に、かつて生息していた"タツノオトシゴ"が戻ってくるようなきれいな海を目指して活動をされているNPO法人 海さくらのご協力を得て、共催のサントリーホールディングスとパナソニックグループの従業員およびご家族の総勢約100名で清掃活動をしました。

一見きれいに見える砂浜でも1時間弱の清掃活動でビン、カン、プラごみ、マイクロプラスチック等々、たくさんのごみが回収できました。
また、参加者自身が拾ったごみの中で面白いと思ったごみについてプレゼンする「面白いごみ選手権」を行い、10組の参加者がごみの見た目から空想したストーリーや、子どもたちがどんなところが面白いと感じたのかをプレゼンし、中でも素敵なプレゼンをしてくれた5組に賞品を授与しました。

今後も各地での清掃活動を開催し、参加者とともに深刻な社会課題「河川/海洋ごみ問題」について考え、持続可能な社会への貢献を目指し取り組んで参ります。

250927活動の様子650px.png<活動の様子>

面白いごみ拾い選手権650px.png
<面白いゴミ選手権の様子>

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