イギリス:車いす競技のハンナ・コックロフト選手と共に地域清掃「BIG COMMUNITY CLEAR UP」に参加
13:38:00
パナソニック ヨーロッパ(PE)は2024年10月30日に、イギリスのウェスト・ヨークシャー州のマウント・タボル村で、パラリンピックの車いす短距離走で9回優勝したハンナ・コックロフト選手とともに、地域の清掃イベント「BIG COMMUNITY CLEAR UP*」に参加しました。数時間で集められたゴミは250kgを超え、不法投棄された廃棄物を回収しました。
今回の活動でPEは、マウント・タボル地域協会のこの継続的な取り組みを支援するために、優秀な参加者に渡す賞品の提供や、道路標識デザインコンテストのスポンサーとして協力しました。さらに、参加者用の安全で視認性の高いジャケットの整備や、ゴミ防止標識と大型ゴミ箱の設置など、ゴミのポイ捨てや不法投棄を抑制するための財政的な支援も行いました。
PEでは、Panasonic GREEN IMPACTの取り組みの1つとして、サステナビリティを実践するトップアスリートを「パナソニック サステナビリティ アンバサダー」に任命し環境活動を推進しています。アスリートたちとの活動を通じて、気候変動問題に対する世の中の認識を高めることがねらいで、この活動もその一環です。
今回のイベントに参加したコックロフト選手は、マウント・ダボル村の出身で2007年から車いすレースを始め、2024年のパリ パラリンピックでは2度の金メダルを獲得しました。彼女は車いす選手として活動する以外にも環境問題に高い関心を示し、サステナビリティ アンバサダーとしての活動にも情熱を注いでいます。
コックロフト選手(左)とPE シュランゲンフェルトさん(右)
PEのサステナビリティ & 環境コミュニケーション マネージャーのカトリーン・シュランゲンフェルトさんは、活動の意義について次のようにコメントしています。
「マウント・タボルの自然はとても美しく、毎月ゴミ拾い活動を行っているにもかかわらず、不法投棄やゴミのポイ捨てが着実に増加しています。私たちは誰もが環境を改善するために影響を与えることができます。例えば、外出するたびにゴミを1つ拾うだけでも、それが集まれば素晴らしい成果につながります。私たちパナソニックは、このような地域の活動を支援することで、今後も地域の自然を守り、生物多様性の保全に貢献したいと考えています。」
*BIG COMMUNITY CLEAR UPは、イギリスの様々な地域で実施されている環境イベントで、地域住民が協力して道路脇や公園、公共の場所などを清掃し、地域の美化と環境保護に取り組んでいます。
<関連リンク>
・パラリンピックチャンピオンのハンナ・コックロフトと協力し「BIG COMMUNITY CLEAR UP」を実施
・Team Panasonic - Panasonic UK & Ireland