
グローバル:LIGHT UP THE FUTURE タイ、ベトナム、南スーダンでのソーラーランタンの寄贈活動
当社グループは、無電化地域の未来を照らすプロジェクト「LIGHT UP THE FUTURE」の一環として、NGO/NPOや国際機関など様々なパートナーと連携して、これまでに12万台以上のソーラーランタンを30か国以上の国・地域に届けてきました。現地での支援プログラムを通して、教育や健康、収入向上の機会創出をすることで貧困のない持続可能な社会づくりへの貢献を目指しています。
2024年度は、社員の福利厚生制度「カフェテリアポイント」や、使い終えた本・CD・DVDなどのリサイクル募金などで集めた寄付金も活用し、約2,700台のソーラーランタンをタイ、ベトナム、南スーダン、ケニア、フィリピンに寄贈。今回は2024年12月にタイ、ベトナム、南スーダンで実施したソーラーランタン寄贈式についてご紹介します。
タイ:北部山岳地帯の子どもたちにソーラーランタンを寄贈
12月17日、パナソニックソリューションズタイ(PSTH)はタイ教育省と連携し、タイが独自に展開しているCSR活動「Panasonic Cares」の一環として、北部チェンライ県山岳地帯の子どもたちを中心に約100台のソーラーランタンを寄贈しました。この地域の学校では、照明が不足しており、子どもたちの学習に影響を及ぼしています。あかりにより、読書ができるようになるだけでなく、日没後でも家族が安全に働き、生活の質を向上させることができます。
当日は、社員からの寄贈で集めた防寒着や靴下、文房具など、生活に欠かせない品々もあわせて子どもたちにプレゼントしました。寄贈式にはPSTH社長の伊藤さんや役員の松田さん、チェンライ県の販売店オーナーなどが参加し、その様子は現地メディアでも数多く取り上げられました。子どもたちの喜びあふれる笑顔を、ぜひ動画でご覧ください!
ベトナム:Z世代のボランティア活動と連動し、子ども達にSTEM教室等も開催
12月18日、パナソニックベトナム(PV)は、NGO ワールドビジョン ベトナムとベトナム人民委員会と連携し、北部ディエンビエン省の少数民族の村にソーラーランタン500台を寄贈しました。夜間の内職や学習に活用することで、収入向上や学習機会の創出に役立てていただきます。
当日は、PV社長の丸川さんや取締役の岡さんなどが参加しました。また、PVが展開するZ世代のアンバサダー活動と連動し、ベトナム全土から参加した19名のボランティアたちが無電化地域の子ども達にSTEM教室等を行いました。
南スーダン:プロジェクトパートナーとして国連機関が7地域で寄贈式を実施
12月、国連人口基金(UNFPA)南スーダンが上ナイル州やユニティ州、ジョングレイ州などの7か所で約500台のソーラーランタンの寄贈式を実施しました。あかりを届けることで、女性たちの暮らしをより安全なものにし、働く時間の増加や教育の機会を創出することで女性の自立を支援します。
<関連サイト>
無電化地域の未来を照らすプロジェクト「LIGHT UP THE FUTURE」
「みんなの"AKARI"アクション」