スキルを活かしたNPO/NGO支援「プロボノ」イカオ・アコチーム中間提案
10月6日(日)にPanasonic NPO/NGOサポート プロボノプログラムの2024年度支援先「イカオ・アコ」に対し、パナソニックプロボノチームメンバー5名が中間提案を実施しました。当日イカオ・アコからは、理事長の後藤さん、理事の二角さんが参加しました。
プロボノチームの支援内容は「広報に関する事業計画の立案」です。
イカオ・アコの活動地はフィリピンですが、日本においては団体と市民との接点が少なくなったことを課題と感じており、活動をより多くの市民に理解してもらうための広報に関する事業計画の作成を最終成果物として取り組みを進めています。
プロボノチームはこれまで、団体スタッフへのヒアリングや公開情報を基に、現在の広報活動について実情の把握に努めてきました。
そのうえで、現状の課題点、ありたい姿について深堀りをすべく、一部のメンバーが団体訪問も行い、団体スタッフと対面で議論し、方向性を検討してきました。
当日の中間提案では、広報計画提案の基本方針と成果指標について「活動の見える化」「実現に向けたリソース確保」「外部発信ソフト強化」の3つの切り口で、現状のリソースで今すぐに実現できること、将来的にしなければならないことをステージ1~ステージ3と段階的に示し、それぞれのステージで描いた内容を実現することでありたい姿に近づいていけるような計画とすることを報告しました。
また、今後の進め方として、団体が目指すべき方向性と広報計画の実現性、妥当性検証のため、イカオ・アコの寄付者や企業および、他のNGOへの外部ヒアリングを実施することで、課題点を更に深掘りすることを提案し、支援先の合意を得ることができました。
イカオ・アコはPanasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGsの助成を受けて2年間の組織基盤強化に取り組まれました。
今回のプロボノでの取り組みがイカオ・アコの更なる事業展開力の強化に繋がり、日本国内で団体の活動の認知拡大や、支援者の輪が広まることにつながるよう団体の想いに寄り添いながら議論を深め、年内の成果物納品を目指してプロジェクトを進めていきます。
■支援先:特定非営利活動法人 イカオ・アコ
http://ikawako.com/
■Panasonic NPO/NGO サポート プロボノプログラム
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/probono.html