「第15回エコリレー活動推進者研修会」を開催
エコリレー ジャパン事務局は、11月16日(木)と18日(土)に「第15回エコリレー活動推進者研修会」を開催し、環境保全活動を推進する社員、OBなど41人が出席しました。エコリレージャパンは、会社、労働組合、退職者会が三位一体で運営しており、毎年実施している本研修会では、地域社会と共に環境保全活動を実践するために必要な知識やノウハウを共有することをねらいにしています。
1日目の16日(木)は、オンライン形式で開催し、エコリレージャパン事務局よりこれまでの活動報告と、今後の活動計画が説明されました。次に、同日開催の社会課題講演会 (Social Good Meetup/PEX企業市民活動推進部主催)と連携して、NPO法人 里地里山問題研究所 代表理事 鈴木克哉さんより「里地里山の未来を共創する ~野生動物との共生を通じた農村との新しい関わり方~」と題した講演を実施いただきました。
視察に参加したメンバー
2日目の18日(土)は、ユニトピアささやま(兵庫県)に集合して、近隣の獣がい対策現場で野生のニホンザルが出没する様子等を視察し、意見交換などを実施しました。午後からは里山再生エリアに移動して、間伐材の枝払いなどを行いました。実際に人里におりてきているニホンザルを見た参加者からは、「こんなに近くまで人間を恐れることなくエサを取りに来ていることに驚いた」、「獣がいはその土地での生活がかかった本当に切実なものであり、我々もできることを考えないといけない」などの感想をいただきました。
枝払い作業の様子