カンボジア:無電化地域で暮らす家庭へソーラーランタンを寄贈
パナソニックアジアパシフィックのカンボジア支店とPEX 企業市民活動推進部は3月22日と23日、無電化地域の未来を照らす「LIGHT UP THE FUTURE」の活動の一環として、カンボジアのNGOを通じて、プノンペン郊外の無電化地域で暮らす家庭に540台のソーラーランタンを寄贈しました。
寄贈先は、プノンペン市内から車で6時間ほど先にある"Say村"と"Prey Tom村"で、住民の大半は1カ月100ドル以下で暮らしています。
今回、ソーラーランタンの寄贈にあたっては、主に夜間の学習機会の向上に役立てていただくために、子どもがいる家庭を優先的に選定しました。
各村で開かれた寄贈式当日は、カンボジア支店の松本支店長や地域の首長、コミュニティ代表、協働パートナーである一般財団法人 JELAとカンボジアのNGO団体 Life With Dignity(LWD)の代表やスタッフ、住民など2日間で総勢130名が出席し、住民一人ひとりへソーラーランタンが手渡されました。
また、寄贈式翌日にソーラーランタンを受け取った住民宅を訪問すると、 "あかり"の下で音楽の教科書を開いて歌う子どもや、親から勉強を教えてもらう子どもの姿などが見られ、早速"あかり" が活用されていました。
「LIGHT UP THE FUTURE」では今後も、教育・健康・収入向上の機会創出のための支援を各パートナーと連携して推進していきます。