ブラジルでパナソニックブラジルが料理人を目指す若者を支援
パナソニックブラジル(PANABRAS)が協賛する「料理人を目指す若者への支援プログラム」の最終選考会が11月26日に、サンパウロ市内のホテルで開催されました。
非営利団体「Chef Aprendiz」が主催する本プログラムは、若者が貧困などの問題で将来の夢を諦めることなく、料理人として自立できるようになることを目的としており、このプログラムに参加した若者は無料で同団体が実施している40以上のワークショップで授業を受けることができます。
授業内容は、大きく3つに分かれています。
①瞑想や自己認識を通じたセルフマネジメント
②料理人になるための基本的な調理技術や食の歴史、お客様に対しての言葉づかいやマナー
③経営者としての金融知識
17歳から24歳の若者約20人が、半年間にわたり理論と実践の授業を受け臨んだ最終選考会では、プロの料理人やレストランオーナーである審査員に対して、前菜・メインディッシュ・デザートのフルコースをプレゼンテーションしました。また、当日は過去にこのプログラムに参加して今は料理人として働いている卒業生との交流会もあり、参加者の良い動機づけになりました。
審査員からの講評を待つ参加者
料理を試食する審査員
2015年から始まった本プログラムでは、通算631名の若者が参加しており、直近の2021年では参加者の74%がレストランなどの飲食店に就職、もしくはその選考段階にいます。PANABRASは、今後も未来を担う人材の機会創出に向けた支援をしていきます。