「NPO/NGO『支援力』応援プログラム」実践編を広島で開催
パナソニックグループでは、NPO/NGOが持続発展的に社会変革に取り組んでいくためには、NPO/NGOの組織基盤強化が重要だとの考えから、組織基盤の強化を応援する助成プログラム「Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs」を展開しています。このプログラムの特徴のひとつとして、第三者の客観的な視点をとりいれて助成事業を実施するという伴走支援のしくみを設けています。
また、中間支援組織のスタッフを対象に、伴走支援の知識と技術を学ぶ「支援力応援プログラム」を展開し、伴走支援者の育成の取り組んでいます。
「支援力応援プログラム」は2013年の開始から日本NPOセンターと協働で実施しており、これまで124人の方に受講いただきました。
今年度の「支援力応援プログラム」は全6回の構成となっており、基礎編の2回は、8月22日、8月29日に「組織基盤強化」「伴走支援」にフォーカスしたオンラインセミナーを行い、37名の方が受講しました。また、組織課題を深掘りして整理する視点を磨く「実践編」は4回のカリキュラムで、現在13名が受講中です。
実践編の最初の2回は9月5日、6日に合宿形式で行い、実際のNPOの活動現場に赴き、活動内容と組織課題を探るインタビューをし、グループワークを通じて組織の状況や課題を整理しました。
中間支援のスタッフはもちろん、NPOを運営されている経営層や個人事業主など多様なバックグラウンドを持つ参加者が異なる視点で組織課題を整理し、グループ間でディスカッションし、深掘りしたい内容を更にインタビューするなど、充実した研修となりました。
今後2回の研修は、オンライン実施で、各々がまとめた組織課題の見立てを突き合わせ、チューターや講師、参加メンバーの意見も聞きながら、組織診断の見立てを更に磨いていきます。最終回の10月12日には、インタビューしたNPOに対して見立て内容の共有や意見交換を行っていく予定です。
<参加者での記念写真>
■Panasonic NPO/NGOサポートファンド for SDGs
https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/npo_summary.html