パナソニック吉備が「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞で受賞
パナソニック吉備が、第12回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の『実行委員会特別賞』を受賞しました。(主催:「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞実行委員会・法政大学大学院中小企業研究所・人を大切にする経営学会)
「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞は、従業員とその家族、外注先・仕入先、顧客、地域社会、株主など多くの人を大切にし、人の幸せを実現する行動を継続して実践している会社の中から、その取り組みが特に優良な企業を表彰することにより、他の企業の範となることを目的として、経済産業省や厚生労働省、全国地方銀行協会など17の官民の団体が後援して、2010年度から実施されています。第12回には過去最多の168団体から応募があり、28団体が受賞しました。
今回の受賞はパナソニック吉備が、過去5年間にわたって安定経営をしていること、人員整理等の離職が無いこと、新卒者・既卒者の離職が無いこと、障がい者雇用を行いその正社員比率が高いこと、地域と連携した社会貢献活動を行なっていることなどが高く評価されたものです。表彰式は3月18日に東京のアルカディア市ヶ谷で行われ、パナソニック吉備の松井社長が出席しました。
パナソニック吉備は、「人間尊重・福祉優先」を理念に豊かな福祉社会の実現を目指す「吉備高原都市」(岡山県)の地で、日本初の第三セクター方式による重度障害者雇用事業所として、国際障がい者年の1981年に操業を開始しました。現在、従業員は77名でその内、障がい者は35名(全従業員の45.5%を占める)が働いています。
そして、『障がい者と共に歩む』を理念として、障がいのある人もない人も共に力を合わせ、個々の障がい特性に適応させた職場配置、設備の工夫や改善等により、誰もが心身ともに健康で生き生きと働ける職場・環境づくりを目指しています。
また、毎年10月に開催されている「岡山吉備高原車いすふれあいロードレース」に協賛し事務局として運営をサポートしています。(コロナ感染拡大により、一昨年、昨年は中止)
同社は今回の受賞を励みに、人を幸せにする会社を目指し、地域社会の皆様と連携し、地域活性化のために積極的に活動をしていきます。
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