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フィリピンでは従業員の募金で児童養護施設にパソコンを寄贈

パナソニックデバイスフィリピン(PIDPH)は12月10日、児童養護施設の子どもたちにパソコンとプリンターを寄贈しました。

 フィリピンでは2020年3月16日に政府が緊急事態宣言を発令して以来、学校では、生徒たちと対面での授業がまだ許可されていない状況です。そのため学校ではオンラインによる授業が続いていますが、授業を実施するために必要なパソコンやプリンターなどの機器が学校にも養護施設にも不足しています。

このような状況を受けてPIDPHは子どもたちがオンラインによる授業を受けられるように募金活動を実施しました。募金では従業員にタンブラーとIDストラップを販売し、約600名が参加しましたが、その収益金約54,000ペソ(約1,000ドル)はパソコンとプリンターの購入費用に充てられ、子どもたちへのクリスマスプレゼントとして寄贈しました。

 また、パソコンとプリンターのほかに食料品やトイレタリーなど生活必需品もプレゼントしました。子どもたちはパソコンとプリンターが使えるようになると満面の笑顔で喜んでいました。

 PIDPHは今後も地域社会に貢献できるような活動を行っていきます。

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