プロボノ10周年アンケート結果をデジタルブックで公開

社員参加

2022.01.13

当社は、2011年から開始した従業員のビジネススキルを活かしたボランティア活動「Panasonic NPO/NGOサポート プロボノプログラム」が10周年を迎えるにあたり、支援先とプロボノに参加した従業員に行ったアンケートレポート「プロボノのススメ」をデジタルブックとして11月に公開しました。

 このプログラムは、2001年に設立したNPO/NGOの組織基盤強化を応援する助成プログラム「Panasonic NPOサポートファンド(現、NPO/NGOサポートファンド for SDGs)」の助成先と従業員との接点をつくるため、従業員一人ひとりのビジネススキルを活かした新しい形のボランティア活動として立ち上げたものです。当社の従業員がチームを組み、NPO/NGOの事業展開力の強化につながるマーケティング基礎調査、中期計画の策定、営業資料の作成、業務マニュアルの作成、ウェブサイトの再構築などを応援しています。これまでに従業員330名が参加し、56団体60件のプロジェクトを実施してきました。

 今回のアンケートは、2011年から2019年までの支援先とプロボノ参加者が対象で、支援先のアンケートでは、「プロボノ活動で事業収入や寄付、スタッフ、支援者が増えた」「活動が可視化され、組織内の課題やビジョンの共有が促進された」「活動に対して自信やモチベーションが向上した」などさまざまな成果が確認できました。

また、プロボノに参加した従業員へのアンケートでは、「社会課題への意識や感度が高まった」「チームメンバーやNPO/NGOとの協働を通じて多様性の意義を体感することができた」「仕事以外で課題発見、課題解決に取り組む経験は仕事にも必ずつながると感じた」などプロボノの経験が個人の意識変化、多様性への理解、主体性を高め本業につながる副次的な効果を生み出していることも分かりました。

アンケートレポートはデジタルデータブックにまとめ、ウェブサイトに公開していますので、是非ご覧いただければと思います。

プロボノ図1.png

プロボノのススメ