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2021.10.05   日本

スキルを活かしたNPO支援「プロボノ」胃癌を撲滅する会チーム中間提案

Panasonic NPO/NGOサポート プロボノ プログラムの今年度支援先の「胃癌を撲滅する会」に対してチームメンバーからの中間提案が、9月26日(日)にオンラインで実施されました。今回の支援内容は「業務フロー設計」です。

キックオフミーティングの際に団体から挙げられた、「広範囲な業務範囲をカバーした業務フローの整理および業務分担の提案」と、「withコロナ、アフターコロナにも使えるものを出来るだけ整備する」という要望項目に応えるため、これまでチームのメンバーは医療関連の先生方をはじめとする多くの関係者にヒアリングを実施してきました。
そのヒアリング結果を団体内部の意見として①会の全体運営②組織運営③経営戦略の3分類と、さらに外部の意見を加えた合計4分類に整理し、団体へ共有しました。

また、ヒアリング結果をもとに今後の参考にしていただきたいという想いで、チームが整理したヒアリング内容に、第三者としての視点でプロボノチームの気づきや意見も含めてSWOT分析をしました。これまでの団体の活動を通じた検証も行い、今後の団体の方向性の議論に活かせると思われる内容や課題と思われる点も整理して報告しています。

団体からの当初の要望である業務フローの整理はひととおりの資料が完成したので、一旦提示しました。作成した業務フローがニーズに沿ったものであるか、今後、プロボノメンバーが理事会に参加し、理事の想いや感想も聞かせていただきながら、業務フローの更新や、今後の方向性を探っていく予定です。

最後は参加者全員で、「胃癌を撲滅する会(通称:HIGAN)」の「H」のポーズで、笑顔で記念写真を撮影して終了しました。

胃癌を撲滅する会は「胃癌を撲滅する」というゴールへの共通認識はあるものの、ゴールに向けた目標設定の方法は団体のメンバーによって様々な考えがあります。
まずはプロボノプロジェクトの成果物となる業務フローの整理により、当団体に関わる医師や関係者が、医療関係者にしかできないアカデミックな活動により注力できるよう、団体とプロボノメンバーが今後もディスカッションを重ねながらプロジェクトに取り組みます。

■支援先:特定非営利活動法人 胃癌を撲滅する会
https://www.higan-npo.com/

■Panasonic NPO/NGOサポートプロボノ プログラム
https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/pnsf/probono.html


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<中間提案に参加した皆さんとの記念写真>

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