「災害ボランティア育成講座 中級編」を開催
当社は、「災害ボランティア育成講座 中級編」として6月24日に「災害ボランティアセンターサポートコース」を、
7月7日に「現場実践コース」をそれぞれ開催しました。
昨今、全国で頻発する自然災害に備え、災害発生時にボランティアとして活躍できる社員をパナソニックグループ各拠点で育成することを目的に、災害ボランティア育成講座「初級編」を2019年度より開始。2020年度からはオンライン講座として全国各地から参加いただいています。
今年度からは、初級編に代わって「中級編」を開催しており、より災害現場の状況に即した実践につながる内容を目指し、2つのコースを設けています。
「災害ボランティアセンターサポートコース」では154名が参加。災害ボランティアセンター(災害VC) の母体が社会福祉協議会であることや、災害VCにはどのような役割・業務がありボランティアとして何をサポートできるのかなどこれまでの現場事例をもとに説明がありました。
「現場実践コース」では119名が参加。中級者として望まれる「活動時のリーダーとしての振る舞い方」について、実際の支援現場でのケーススタディを用いて講師から話がありました。「被災者の心に寄り添うとはどういうことなのか」など講師自身の失敗例や、現場での様々な問題について解決事例などを紹介しました。
また、質疑応答では初級編の講師2人も加わり、「被災者に頼まれても安易に受入れてはいけない作業はあるのか」など参加者からの様々な疑問に対してこれまでの経験をもとにアドバイスがありました。
今年度は秋にも「中級編」を再び開催する予定です。