パナソニックブラジルが産業訓練生を支援
パナソニックブラジル(PANABRAS)は、CSR活動の一環として、2021年3月から12月まで、ミナスジェライス州にあるエストレマ工場において、当社とパートナーシップを結んでいるSENAI(国立産業訓練学校)の学生42名を受け入れ工場実習を行っています。3月1日には、開始前の説明会をリモートで実施しました。SENAIの学生は16歳以上で高校在学中、あるいは高校を卒業した人です。このパートナーシップの目的は、学生たちがSENAIで理論的な知識を授業で学び、その後PANABRASの工場で実習し経験を積むことで、国の物づくりを支える社会人になれるようにサポートすることです。
工場実習では、学生たちは1日6時間働き、10ケ月間にかけてメンテナンス、工程作業、倉庫、品質、生産、職場の安全、製品エンジニアリング、プロセスエンジニアリングなど様々な工場での仕事を学ぶと共に、多くの経験を通じて人間的にも大きく成長する機会を得ます。実習を終了した学生は採用条件があえば当社の正規社員になることも可能です。
このプログラムは2014年からミナスジェライス州エストレマ工場で続けられており、すでに約200名の学生を受けいれています。PANABRASではブラジルでの社会的な役割から、さらに他の工場でも学生の受け入れを検討しています。