「FACE」  ~従業員による社会貢献活動を紹介~  (IS社)

社会貢献活動に参加する従業員の方々を紹介するシリーズ「FACE」。

今回は、インダストリアルソリューションズ社の相川満さんです。

相川さんは、2005年から現在まで群馬県邑楽郡の大泉警察署水上パトロール隊に所属し、利根川で水上レジャーの安全を呼びかけるなど水難事故防止に尽力しています。

相川さん写真.png★ みんなが楽しく遊べるよう水難事故は起こさない!

Q 水上パトロールを始めたきっかけは何だったのですか?

相川さん:利根川の利根大堰が、群馬県邑楽郡の私の自宅からすぐ近くにあるのですが、ここでは水上レジャーが盛んです。しかし2005年当時、水難事故が多発して問題となっていました。私は週末によくここで、趣味のジェットスキーやウェイクボートを楽しんでいましたので、そうしたことから大泉警察署が安全のための啓発活動を行う水上パトロール隊員に参加してくれないかと依頼してこられたのがきっかけです。

Q 水上パトロールの活動について教えていただけますか?

相川さん:水上パトロール隊は大泉警察署の下部組織になるのですが、メンバーは一般の地域住民7名で全員ボランティアです。活動時期は4月末から10月までの土日で、水上レジャーでの安全運転の呼びかけやパトロールなどを行うことが主な任務です。例えばパトロールでは、船2艇とジットスキー3艇に別れて出動し、ジェットスキーなどの危険運転や、ルール(水上では右側通行など)を守らない進路妨害等の行為に注意を促したり、ライフジャケットの着用を指導したり、高校生の部活でレガッタやカヌーの練習をしているところの近くに寄らないようにも呼びかけたりしています。事故が起きた時には警察への連絡や救助を行うなどみんなで連携して活動しています。また、毎年海の日には国土交通省と合同で船やジェットスキーによる一斉パトロールを実施しています。その時には河川の美化運動も行い、河川敷のゴミ回収を行います。日頃からも河川敷でバーベキューをしている人には、ゴミを所定の場所に捨ててもらうように啓発活動もしています。

Q 水上パトロールの活動で何かエピソードはありますか?

相川さん:頻繁ではありませんが、1つの命が救えたという経験はいつまでも覚えているものです。例えば、夏休みに河川敷でバーベキューをしていた家族の話ですが、ライフジャケットを着た子どもが川の真ん中まで行ってしまい、川の流れが早く、あっという間に100m、200m流され子どもが岸に戻れずにいるところを見つけてジェットスキーで子どもを救出したことがあります。また、水難事故で行方不明者の捜索に2回ほど協力し、警察と一緒に捜索した経験もあります。

Q 活動するにあたって、気を付けておられるようなことはありますか?

相川さん:地元はもちろん県外の埼玉や東京から様々な方が、水上レジャーを楽しむために利根川に来られます。こうした人に注意を促す時は、相手が聞き入れてくれやすいように、相手の立場に立って説明するようにしています。様々な人に理解してもらわないといけないのでこうした経験はもちろん仕事にも生きていますね。

Q 活動で苦労されていることありますか?

相川さん:河川の水害対策の護岸工事によって水上レジャーをする場所が年々減りつつあり、さらに一度水難事故や警察に通報される出来事が起こると国土交通省からすぐにその地域への立入が禁止されます。ですから、水上レジャーの場所を維持するために、事故が起こらないように管理することが大切で、その意味で自分たちの活動が大いに役立っていると思います。しかし中には、ルールを守らない人もいますね。そうした場合は、厳しく指導することも必要だと感じています。また、水上パトロール隊員も40~60歳前半と高年齢化しつつあり、後継者を育てていくことも我々の課題です。私も現役を長く続けられるように体力維持と健康のために通勤は単身赴任先の住まいから会社まで片道約30分徒歩通勤しています。(笑)

Q この活動をやっていて良かったなと思ったのはどのような時ですか?

相川さん:過去に注意をさせていただいた人が次に遊びに来た時に、仲間に対してゴミの回収などを伝えて、広げてくれていることを知った時ですね。注意が伝わったな、活動をやっていてよかったな、としみじみと思いました。

パトロール1.png

パトロール2.png         水上パトロールをしている相川さん(赤印)

【編集後記】水上レジャーは事故が起こると命に関わることがあります。お話しをお聞きし水上パトロールの活動は重要だと感じました。(小倉)

インダストリアルソリューションズ社