中国で「Care for a Better Life Award」コンペティションを開催

学び支援

2021.02.09

中国・北東アジア社(CNA社)は12月5日、シェラトン北京リゼホテルで「Care for a Better Life Award」の最終選考と表彰式を開催しました。

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昨年4月27日から大学生に対してアイデアを募集し、45チームが応募。最終選考で6チームが選ばれました。

その中から優勝した南京中医学院は「伝統的な中国の鍼治療を科学的な理論に基づいてロボット技術で行うこと」をテーマに、2位の山西医科大学は「プラスチックの原材料の配分を変えることで生分解できるビニール袋を開発したこと」、3位の西南民族大学は「パーキンソン病で手が不自由な高齢者のための持ち運びしやすい食品バッグを開発したこと」を発表しました。

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また同日、同会場で中国友好財団が主催する「グローバルユースソーシャルイノベーション大会」が行われました。この大会は、国連が定める2030年までの達成を目指す持続可能な開発目標(SDGs)を踏まえ、大学生が社会問題や環境問題に対して、どのように向き合い、解決したらいいかを発表する大会です。CNA社と他社2社が協賛しています。中国全土から194チームが参加、当日は32チームがプレゼンテーションを行いました。創造賞部門では中国薬科大学の「環境に優しいホルムアルデヒド除去剤の提案」が、行動賞部門では西南民族大学の「環境汚染と資源の無駄を解決すること」がそれぞれ優勝し、 CNA社の林南副総裁から学生に表彰状が贈呈されました。