アプライアンス社が初の「オンライン・ファクトリーツアー」を実施
アプライアンス社(AP社)は9月3日、滋賀県草津拠点で実施している子どもたちへの環境教育活動「エコ体験学習」において、初めてオンライン・ファクトリーツアーを開催しました。
これは、AP社キッチン空間事業部 冷蔵庫・食洗機BU 冷蔵庫工場との協働で実現したもので、草津市立南笠東小学校の教室と草津拠点の冷蔵庫工場をオンラインでつなぎ、3年生向けの社会科授業を実施しました。
AP社は、例年3,000人を超える小学生に冷蔵庫工場を主題とした社会科学習を提供していますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、工場見学の受入を中止しています。
しかし、地域の先生方からの「児童たちに、学校では体験出来ない現物や現場を感じられるような内容を提供してほしい」という要望に応えるため、オンラインで学校の教室にいてもリアルな体験に感じられるプログラムを作りました。
授業の要所ではライブ中継も行い、工場が取り組むエコの工夫などを紹介、子どもたちは、初めて見る工場の様子に見入っていました。工場で働く社員へのインタビューでは、「コンプレッサーは、どこにありますか?」「なぜ冷蔵庫工場で働こうと思ったのですか?」など子どもたちと社員の交流が活発に行われました。
また、学校の教室側でも実際に見て・触れて体感出来るよう、校長先生・教頭先生が当社の工場で着用している作業服、帽子、安全靴を着た姿で教室に登場し、工場の社員が目の前にいるようなサプライズの演出を行うなど工夫を凝らしました。
子どもたちからは、「工場に行けなかったけど、冷蔵庫のいろんな事が分かってすごく勉強になった」 などの感想や、校長先生や担任の先生からは「このような状況下にも関わらず、新たな形で学びに対する支援をいただき、本当に感謝している」とお礼の言葉をいただきました。
アプライアンス社