浅草寺雷門に大提灯を奉納

日本

2020.07.09

2020年4月17日、東京・浅草を象徴する浅草寺雷門の大提灯の張り替え新調が完成し、当社から浅草寺へ奉納しました。

当日予定されていた奉納式は、4月7日に政府から発令された新型コロナウイルス 緊急事態宣言を受けて中止となりましたが、浅草寺による雷門への懸吊は執り行われました。

浅草寺写真1.png浅草寺の雷門は、1865年に火災により焼失しましたが、松下幸之助創業者が1960年に再建しました。それと同時に大提灯の奉納を行って以降、約10年ごとに1度、浅草寺から依頼を受けて大提灯の修復を行っています。

前回の奉納は2013年で、今回7年での新調になったのは、昨今の大型台風の増加などにより大提灯を折りたたむ機会が増え、劣化の進行が速くなったことに加え、今年行われる予定だった東京オリンピック・パラリンピックにあわせたためです。

奉納した大提灯は、京都の高橋提燈株式会社に依頼し、約1年かけて製造したもので、高さ3.9メートル、重さ約700kg。今回、1960年から使い続けてきた大提灯を支える金具と、そこに設置されている背面の銘板も新調し、「現 パナソニック株式会社」と「創業者」の肩書を追記しました。

浅草寺写真2.png浅草寺は、国内外から多くの観光客が集まる東京の観光名所であり、来年に延期された東京パラリンピックでは、この場所がマラソンコースの折り返し地点にもなります。

<浅草寺雷門大提灯奉納動画>

日本語版 https://channel.panasonic.com/jp/contents/28571/ 

英語版  https://channel.panasonic.com/contents/28800/

  

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