ペルーで社内廃家電回収キャンペーンを実施

環境

2020.04.07

パナソニックペルー(PANAPERU)は、2月10日~2月21日にかけて、社内で廃家電回収キャンペーンを実施しました。このキャンペーンは、従業員がWEEE(※1)の知識と正しい廃棄処理について学び、環境意識を高めることを目的としています。ペルーでは家電リサイクル法が施行されていますが、ほとんどの廃家電は違法な業者によって処理されているのが現状です。

今回のキャンペーンでは、従業員14名から130.5kgのテレビ、ラジオ、PC、アイロン、DVDなどの廃家電が回収されました。

PANAPERUの環境担当者は、キャンペーン前にポスターやバナーで参加者を募り、1月20日~22日と2月7日に、WEEEリサイクル団体ASPAGERE(※2)の責任者を講師に招いて「WEEEを一般廃棄物と区別し、適切に廃棄することの重要性や適切な廃棄が環境汚染防止につながること」について勉強会を行いました。従業員、契約販売員(プロモーター)や清掃スタッフ、派遣社員を含め182名が参加、正しく廃棄する方法について学びました。

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また、PANAPERUは昨年11月~12月にも同様のキャンペーンを行いました。昨年の勉強会では、世界のWEEE法令や廃棄の状況、ペルーで施行されているWEEE法について講義が行われ、14名が廃棄物回収に参加。冷蔵庫、電子レンジ、ゲーム機など336.1kgの大型の廃家電が集まりました。

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両回とも、廃家電回収キャンペーンに協力した人には参加賞としてエコバッグ、再利用可能なエコボトル、LEDランプが手渡され、最も多くの廃家電回収に寄与したそれぞれ3名に当社の製品が贈呈されました。

※1  WEEEとはWaste electrical and electronic equipment

    電気および電子機器廃棄物の略称 

※2 ASPAGERE(Associacion Peruana de Actores para la Gestion de Residuos)

    ペルー廃棄物管理関係者協会