【エームサービス様全拠点導入完了!】サステナブル・シーフードを宇都宮・北海道拠点に導入
(AP社宇都宮:食堂の喫食の様子)
パナソニックは、2月27日(木)に宇都宮市のAP社スマートライフネットワーク事業部宇都宮工場にて、2月28日(金)に北海道千歳市のIS社デバイスソリューション事業部北海道工場にて、サステナブル・シーフードの提供を開始しました。サステナブル・シーフードの社員食堂での継続的な提供は、当社が2018年3月に日本で初めて開始し、北海道地方では初の取り組みとなります。
宇都宮工場および北海道工場へのサステナブル・シーフードの導入は、運営に協力いただいているエームサービス様の多大なるご協力の下で実現しました。エームサービス様には、2018年2月に給食業界として「初」のMSC/ASC(※1)のCoC認証(※2)を取得いただき、食材の仕入れや管理などのご準備をいただきました。
宇都宮拠点では、ASC認証を取得した宮城県産の「カキフライセット」を用意いただきました。大粒のカキをサクッと揚げたジューシーなカキフライでした。北海道拠点では、ASC認証を取得したエビを使った「海老と水菜のかき揚げ丼」を提供いただきました。両拠点ともに非常に好評で、およそ3人に一人の方に喫食いただきました。
(AP社宇都宮 : カキフライ) (IS社北海道 : 海老と水菜のかき揚げ丼)
当日は、ポスターやPOP、のぼりを用いて食堂の入り口や提供台を装飾し、従業員向けにサステナブル・シーフードの告知を行いました。当社では、この取り組みを通じて、サステナブル・シーフードの認知を拡大し、社員食堂だけではなく社外でもサステナブル・シーフードを選んで購入するという「消費行動の変革」へつなげていきたいと考えています。
また、エームサービス様におかれましては、2018年から順次、当社の食堂へサステナブル・シーフードの提供を実施いただき、今回の2拠点への導入で全16拠点すべての社員食堂への導入を完了いただきました。
(エームサービス様導入の軌跡)
パナソニックでは今後も、持続可能な社会作りや、SDGs目標14の「海の豊かさを守ろう」の達成への貢献に向け、サステナブル・シーフードの社員食堂への導入を進めていくとともに、他企業等とも連携しながらサステナブル・シーフードの認知向上・普及に向けた取り組みを進めていきます。
※1 MSC認証は海洋管理協議会が持続可能で適切に管理された漁業を認証するもので、ASC認証は水産養殖管理協議会が環境と社会への負荷を最小限にする責任ある養殖業を認証するもの。いずれも第三者の認証機関が厳格な基準に基づいて審査しています。
※2 CoCは、Chain of Custodyの略で、「加工・流通過程の管理」の意味。水産物の流通・加工の過程では、認証水産物とそうでない水産物が混じってしまう可能性があり、非認証の水産物の混入を防ぐため、製品がたどってきた経路を遡ることができるようトレーサビリティを確保する仕組みのことをCoC認証といいます。