1Day ワークショップ 「地方が抱える社会課題理解と課題解決」

日本

2019.11.28

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11月9日(土)、京都府南山城村の廃校となった小学校の教室をお借りして1Dayワークショップを開催しました。本ワークショップでは、当社社員が社会課題解決に取り組む団体のフィールドを訪問し、実際の社会課題を肌で感じていただくプログラムです。今回は10月に当社で講演いただいた株式会社南山城にご協力をいただき、南山城村で活躍されている行政のご担当者や農業や伝統工芸に従事されている方から活動に関する課題などを直接お伺いする機会をいただきました。
関西で働く社員を中心に、地方創生に関心がある方や10月の講演会で南山城村に関心を持たれた方など22名が参加しました。

日時 : 2019年11月9日(土)
場所 : 京都府南山城村 道の駅 / 旧田山小学校
参加者: 22名
講演者: (株)南山城  森本社長
     南山城村前村長、木工作家、椎茸農家、お茶農家(各1名)

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始めに前村長から行政としての取り組み内容について、活性化のために道の駅を新たに作ることになった背景や苦労した点などをありのままにお話しいただきました。次に、南山城村で活動されているお三方からご自身の活動内容や地方ならではの課題などを共有いただきました。

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その後、社員は6つのグループに分かれ、お三方が抱えている課題である「地方への人の誘致」や「生産物の販路拡大」について、その課題解決案やその課題解決に参加者自身がどのように関わっていけるのかなどを考えました。例えば、廃校となった小学校を利用した料理イベントを開催してはどうかといった案がありました。人も誘致できて地元も農産物を使うことで農産物の良さをアピールできると高評価を得ることができました。

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参加者は南山城村に2017年にオープンした道の駅も訪問し、名産品の抹茶ソフトクリームをいただいたり、お土産を購入するなどして楽しむこともできました。

参加者からは、「現地で活動されている方のお話を聞けて、具体的なイメージが沸いた」、「地元の方の熱い思いが伝わった」などの声をいただきました。

1Day ワークショップでは、社会課題を深く理解するために、今後も様々な社会課題のフィールドを訪問したいと思います。