「家電製品のユニバーサルデザイン(UD)」について講演 ~神戸市内 人権教育推進協議会の勉強会に参加~

日本

2019.07.24

7月8日(月)に神戸市星陵台中学校にて、舞子区域別人権教育推進協議会主催の勉強会が開催され、パナソニックで全社のUD推進を担当するプロジェクトの事務局メンバーが「家電製品のユニバーサルデザイン」について、約200名の小中学校教師や教育関係者向けに講演を行いました。

日時 : 令和元年7月8日(月)15時から16時
講師 : パナソニック(株)アプライアンス社 デザインセンター 中尾 洋子 氏
     パナソニック(株)イノベーション推進部門 イノベーション戦略室 桑野 裕康 氏

パナソニックでは、より多くの人々への心配りを、商品・サービスを通じて提供し、共に生き生きと快適に、豊かに暮らせる生活の実現をめざしユニバーサルデザインを進めています。講演の中では、次代を担う子供たちが、多様性を認め合う共生社会を実現できるヒントを身近な事例で提供することを目標に、家電での取り組みを主な事例として紹介しました。具体的には、子供から高齢の方、障がいのある方まで配慮したリモコンや、高齢者にも扱いやすい掃除機、子供や子育て層に配慮したキッズデザイン商品、フォントメーカと共同開発し、商品の機能表示や社名に使用している世界初のUDフォントなどです。

1_ユニバーサルデザイン.PNG

また会場内には、参加者の皆さんが手に取り、実感していただけるよう、ユニバーサルデザインを取り入れた商品を展示しました。

2_講演.PNG参加者の方からは、「身近な話題を紹介後、具体的の商品を見せていただき、ユニバーサルデザインには、人を思いやる気持ちがあることを感じた」「"UDとは人と社会を想いやる想像力である"という考え方は、多様化が進む教育現場でも当てはまる」「ユーザーに想いを寄せてアイディアを出し、調査をしっかりされて商品化するところは素晴らしい」などのご意見をいただきました。
パナソニックのユニバーサルデザインは、多くの社会課題に貢献できるチカラがあると信じており、誰一人取り残さない、持続可能な社会の実現を目指し、今後も取組みをすすめてまいります。

3_ユニバーサルデザイン.PNG

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パナソニックのユニバーサルデザイン
パナソニック(株)デザインセンター【多様な人が、いきいきと輝ける社会を目指して】