社会課題講演会「Social Good Meetup」無電化地域に住む人々に希望の"あかり"を届ける
11月28日(火)、パナソニック内のWonder LAB Osaka(WLO)にて社会課題講演会「Social Good Meetup」を開催しました。Social Good Meetupは2016年から開始し、今回で13回目の開催となりました。
大阪で働く社員を中心に、ソーラーランタン10万台プロジェクトで無電化地域にランタンを届ける活動に参画いただいた方など、新興国の社会課題や社内の活動に興味のある方々が集まりました。今回はパナソニック内の全国の拠点11か所から24名の社員がTV会議やSkypeを通じて参加するなど、のべ71名の方が参加しました。
日時 : 2018年11月28日(水)
場所 : Wonder LAB Osaka (WLO)
参加者: 71名
講師 : 認定NPO法人JHP・学校をつくる会 綿貫 玲子 様
今回のSocial Good Meetupは、社会課題について関心を持つ社員を増やすことを目的に開催しました。パナソニックでは2009年からあかりを届ける活動として、ソーラーランタンを始めとして当社の商材をアジアやアフリカを中心とした新興国へ届けています。しかし、一方で本活動の当社社員への認知度は決して高くありません。そこで今回は、実際にランタンを活用いただいている認定NPO法人JHP・学校をつくる会の綿貫さんをお招きし、講演いただきました。JHP・学校をつくる会はカンボジアとネパールにこれまでに360棟もの学校を建設し、教育や識字率の向上に努めておられます。今回は、カンボジアでどのような活動をしているか、ランタンを利用することで人々の生活がどのように変わったか、教育と就職や収入との関連性などをお話しいただきました。また、特に情操教育に力をいれており、音楽や美術などの授業を積極的に取り入れ、その成果としてカンボジアでの小学校のカリキュラムに芸術教育が導入されたという成果に驚きました。最後にカンボジアの方からの心温まるメッセージもいただくことができました。
続いて、2017年に社員ボランティアでミャンマーにソーラーランタンを届けた社員が、現地で感じたことについて講演を行いました。現地で撮影してきた動画を自ら作成したビデオを上映し、現地の様子がリアルに伝わりました。モノを届けるだけではなく、そのモノが現地で活用されていく仕組みづくりが重要だと述べていた点が印象的でした。
参加者からは、「ランタンが現地の生活に多大な影響を与えていることが分かった」、「業務では知ることのできない世界を知ることが出来た」、「参加者の生の声が聞けて良かった」、などの声をいただきました。
Social Good Meetupでは、引き続き、社会課題を紹介するプログラムとして展開していきます。